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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿 |
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平井天祖神社 (平井天祖香取神社) 平成21年 8月 (4年毎) |
神輿データ:祭神:大日霊命 台座:三尺五寸(107) 建造年度:昭和3年 製作者:行徳・後藤直光
特記: 延軒屋根・勾欄造り 胴と台座の木彫が素晴らしい H12年解体修理・行徳後藤直光 |
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4年ぶりに担がれる平井天祖香取神社は氏子地区の狭い路地中を隈なく渡御 |
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平井天祖神社(平井天祖香取神社)
例大祭:09.08.30.(日曜) 宮出し7時〜宮入17時。
前日土曜日は獅子頭の巡行
江戸川区平井7-28-5。
通常平井天祖神社と称するが、境内に香取神社合祀のため、平井天祖香取神社とも表示される。 |
拝殿の重厚な甍、狛犬の口は赤い |
細かく書かれた祭礼かわら版 |
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旧平井村の鎮守で明治7年(1874)に村社となる。創建は明らかでない。
江戸川区ではほとんど見ることのできなくなった茅葺きの本殿で茅葺きは銅板で覆っている。
外壁面には鳥の精緻な彫刻が多数あります。松に鶴、梅に鶯、
そのほか鶴、雀、雉、鷲、鷺、水鳥などで、脇障子の両面にも彫刻がほどこされています。
平井天祖神社の別当寺(=神社に付属して置かれた寺=
寺院の檀家帳が戸籍の役割を果たし、神社以上に重要視された。)
であった安養寺の平井辯財天が著名です。 |
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村社として恥ずかしくない立派な神輿を作ろうと
鳥越神社の千貫神輿と同規模で、建造費は昭和3年としては最高の四千百二十円であった。
胴と台座の木彫が素晴らしい。 |
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千貫宮神輿 |
前日先払いの巡行 |
今日は留守番役 |
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夏装束正装の氏子総代たちによる宮出し |
鳥居出れば担ぎ手変わり渡御 |
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狭い路地中を一杯に |
路地から路地へ平井の氏子区域を |
別当寺安養寺前を渡御 |
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応援同好会半纏も多種 |
担ぎ手たちも唯一解放感に浸れる蔵前通り |
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昭和3年(1928)に改修した折に第一と第二鳥居に奉納された鍛銅製の注連縄飾りです。
銅の紙垂(しで=注連縄などに垂れ下げる紙)が蝶番で揺れるようになっている。
二つの鳥居の注連縄が弓形に垂れてなく、異様さに気付かされる。 |
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弓形に垂れていない注連縄 |
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地名の由来: 平江。
往古利根川の川口に当たり(現・荒川と旧中川に挟まれた平地)、高低差のない砂州だったのだろう。
「ひらえ」が訛って「ひらい」となり「平井」字を当てた。
「井」には水源・用水の意味があり、平坦な砂州に開けた村を表したようだ。 |
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