地名「十二社」(じゅうにそう)の由来。
現在通り(十二社通り)や温泉(新宿十二社天然温泉・残念H21年3月休業)の名などに見られる。
熊野三山(本宮・新宮・那智)から十二所(社)権現を祀ったことが地名の起こり。
明治以降も、十二社の池の周辺は屋形船やボート遊び、釣りや花火の出来る景勝地として賑わい、料亭も多く造られ花柳界として賑わいました。
その後十二社の滝は、淀橋浄水場の建設に合わせて無くなり、十二社の池も徐々に埋め立てられ、昭和43年に姿を消してしまいました。
昭和45年までは「十二社」という町名であった。
高層ビルやガラスのビルに囲まれた現在は、ここに景勝地があったとは想像できませんが、熊野神社にはその当時景勝地であった事を記した、
十二社の碑(嘉永4年1851年建立・新宿区指定史跡)が残されている。 |
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