歴史の浪漫街道  お江戸の神輿 黒屋根に三つ葉葵紋が氏子地区を順繰りで渡御する子安神社の祇園祭り
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿


    子安神社 祇園祭 平成22年 7月 (毎年)

神輿データ: 祭神: 素盞鳴尊 台座:四尺(121) 建造年度:大正時代 製作者:地元大工・小沢
  特記: 八王子市多賀神社から譲り受けた神輿 三つ葉葵紋の延軒屋根・平屋台造りの大神輿
 

黒屋根の三つ葉葵紋が悠然と渡御。10.07.25.
三つ葉葵紋の延軒黒屋根で胴は榊で覆う大神輿の渡御

子安神社。'10.07.25. 氏子青年部木花葵会の三つ葉葵紋 神輿黒大屋根と同色。'10.07.25.   子安神社祇園祭
10.07.25.(日曜)
宮出し13時〜17時
八王子市明神町4。
安産の神の子安神社 氏子青年部の三つ葉葵紋 黒基調のPOP

千二百余年前の天平宝字三年、橘右京少輔なる者、 時の帝の皇后の安産祈願のため草創したと伝えられ、以後安産の神として近郷の崇敬はもとより、 古来の武将の尊崇篤く、徳川三大将軍家光以降代々の将軍家より、朱印を受けた事により、 三つ葉葵を当社の紋にして使用して、八王子は素より多摩川の西側の総鎮守で八王子最古の歴史を持つ。  

珍しい雅楽での国歌演奏。'10.07.25. 畳に正座の祝詞奏上。'10.07.25. 鳶頭の木遣が響く。'10.07.25.
先ず雅楽で国歌演奏です 畳に正座の独特の祝詞奏上 木遣唄が深緑に響き渡る

子安神社の宮出しは独特です。雅楽で国歌演奏で身が引き締まります。 続いて宮司が畳の上で金色御幣をかざしお祓い、正座して祝詞奏上です。 鳶頭による木遣唄が朗々と歌われ、宮出しです。  

木漏れ日うけ黒屋根が光る。'10.07.25. 境内での神輿揉み。'10.07.25. いざ鳥居からの渡御です。'10.07.25.
木漏れ日うけ黒屋根が太陽に輝く 神輿揉み続けながら鳥居下へ 鳥居潜りいざ渡御へ

子安神社の祇園祭りは毎年の渡御です。 真夏の渡御であり、祭礼参加者の体調を勘案して、区域を二分割して今年の渡御は子安廻り、来年は明神廻りです。 氏子町会は万町一、子安一、子安二、子安三、子安東四、子安西四、明神一、明神二、明神三、明神四の十町会です。   熱気に猿田彦もギブアップ。'10.07.25. 神輿先導で稚児達が頑張る。'10.07.25.
猿田彦も熱気には勝てず休息へ 稚児たちが神輿を先導

子安神社の祇園祭りの祭列は、神職、社旗、お祓い稚児、鉄棒、ホラ貝、祭礼旗、振れ太鼓、 三つ葉葵紋半纏の子安木花葵会(子安神社氏子青年会)、宮司、そして宮神輿が続く。

五差路を悠然と横断。'10.07.25. 猛暑の中を途切れぬ神輿揉み。'10.07.25.
五差路を悠然と神輿揉みして横断 三つ葉葵紋が灼熱の中を留まることなく渡御


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