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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿 |
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居木神社 平成22年8月 (毎年) |
神輿データ:祭神:日本武尊 台座:二尺五寸(77) 建造年度:昭和59年 製作者:挽き物師・田中定吉
特記: 銅葺き延軒屋根・勾欄造り・三味線胴型台輪 旧社殿の古材を使用 太鼓を付ける。 |
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居木神社境内で横笛と撥の品川拍子に合わせて横棒6本で激しく神輿揉み |
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居木(いるぎ)神社
'10.08.22. (日曜)
宮出し13時半〜
宮入19時
品川区大崎3-8-20 |
猿田彦POP |
気付きにくい表参道 |
先ずは拝殿でご挨拶 |
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居木神社。(いるぎじんじゃ)
創建の年代は明らかではないが、当時は「雉子ノ宮」と称され、境内には「ゆるぎの松」
と呼ばれた大木があったと伝えられている。
江戸時代の初期、目黒川氾濫の難を避けるために現在の社地に鎮座し、
同時に村内の「貴船明神」「春日明神」「子権現」「稲荷明神」の四社も祀り「五社明神」と称された。
明治5年に社号を「居木神社」と改訂する。 |
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神輿庫での式典 |
次世代が担当の高張り提灯 |
剣の舞披露する猿田彦 |
神輿には大拍子という馬の皮を張った鼓を蕨手にくくりつけ、
竹の撥で笛に合わせて「品川拍子」という拍子を叩きながら担ぎます。
大拍子の拍子に合わせて神輿を激しくもんだり静かに担いだり差したりします。
チョイチョイ担ぎともいい、「チョイナ、チョイナ、オイサ、オイサ」
の掛け声とともに神輿を蟹のように左右に大きく揺すりながら担ぐのが特徴です。 |
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大拍子の品川拍子に合わせ境内狭しと神輿揉み |
神輿揉みを披露してやっと右手奥の裏門から渡御へ |
居木とは: 山の手通りの道筋は室町時代から品川から多摩方面に向かう主要な街道であった。
この川辺には一本の松が生えていたが、風が吹くとゆらゆらとゆれて、
その松を「ゆるぎの松」と呼んでいたが、それがなまって「いるぎの松」になり、
付近の村を「居木村(いるぎむら)」、
目黒川に架かる橋を「居木橋(いるぎばし)」と呼ばれるようになった。
江戸初期に栽培の始まった「居留木橋カボチャ」は明治中ごろまでここ居木村の特産品だった。 |
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