歴史の浪漫街道  お江戸の神輿 下千葉村の守護神の堀切氷川神社の宮神輿は氏子達の鍛錬で毎年渡御
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿


     堀切氷川神社 平成20年9月 (毎年)

神輿データ: 祭神:須佐之男命 台座:三尺五寸(107) 建造年度:明治27年 (1895)
   製作者: 不明  特記: 緩い勾配の延軒屋根 平屋台造り  瓔珞付けての渡御
 

堀切氷川神社の本社神輿。08.09.14.
紫の祭礼幟なければ迷子になりそうな細い路地を堀切氷川は渡御をする

風雨耐えるラップ包みのポスタ。08.09.14. 簡素な造りの氷川神社社殿。08.09.14. 永年の神木も切り株には残念。08.09.14.   堀切氷川神社大祭。
'08.09.14.(日曜)
宮出し
  8時20分〜17時
葛飾区堀切5-38-10
鮮やか巴紋 朱色の氷川神社社殿 クロガネモチ切り株と八王子神社

正治元年(1199年)武州一の宮(現在の埼玉県さいたま市)氷川神社を勧請して、 下千葉村(現在地)の鎮守として祀る。
境内には1178年に源頼朝により、関西方面から移された八王子神社も鎮座。
天正年間以来の神木で樹勢豊で根周り2.45Mのクロガネモチ(昭和58年に天然記念物指定) 残念ながら枯れて今は切り株を祀る。
 

発輿式を終えると頭の音頭で宮出しです。
境内の中の屋台を押しのけるように、激しく神輿揉みを繰り返しながら社務所から鳥居に向かいます。
  担ぎ出しは正規の差し切りで挨拶。08.09.14. 境内でのこれぞ祭りだの神輿揉み。08.09.14.
差し切りで宮出しのご挨拶 息の合った神輿揉みと魂振りを繰り返す

鳥居から飛び出す勢いの宮神輿。08.09.14. 屋台かすめ直角路地を見事通過。08.09.14.   毎年の祭礼に氏子達は手馴れています。ラップされた祭りポスターに、先週には鮮やかな祭礼幟を渡御路に取り付け。 神輿指揮者と介添役の的確な指示で縒れることなく神輿は進む。
鳥居一杯に押し出て観衆はサッと避ける 屋台を掻き分ける様に出てくる

息の合った担ぎ手達です。 激しい魂振り繰り返しながらの渡御も宮神輿はぶれません。   神輿も担ぎ手しだい。08.09.14. 今年も担げる担ぎ手冥利だ。08.09.14.
担ぎ手上手ければ神輿も映える 毎年担げるのも担ぎ手冥利

同じ祭礼日の堀切天祖神社とダブらぬ配慮か宮出しは8時20分です。 また何の変哲も無い住宅地の中に氷川神社があるが、 堀切菖蒲園駅から紫色の鮮やかな祭礼幟をたどって行くと神社に行きます。  

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