やっちゃ場: 天正4年(1576) 織田信長が安土城を築いころ、
自家産や近くの小川でとれた川魚などを道端に並べたのが市場開設のはじまりで、
江戸の初期から”庶民の台所”として活気に満ちていた。
神社境内には明治39年(1906)に建てられた千住青果市場開設330年記念碑がある。
文禄3年(1594)千住大橋が架けられると、野菜や川魚などの荷が増え、
元和2年(1616)掃部提も築かれ人家も出来て商売がではじめ、露天の立売りからよしず張りの仮屋となり、本造りの店舗へと進む。
享保年間(1720)神田・駒込とともに江戸の三市場の一つとなり、幕府御用市場となる。
やっちゃ場現在は東京都中央卸売市場足立市場。 足立区千住橋戸町50。
昭和20年2月、千住大橋の袂の住橋戸町に青果物と水産物を併設した中央卸売市場を開設された。
昭和54年9月水産部門を単独となり他の部門は移転した。
足立市場は東京都に3ケ所ある中央卸売市場(足立・築地・大田)のうち、
唯一の水産物専門市場です。
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