歴史の浪漫街道  お江戸の神輿 5年ぶりに渡御する白山神社は大神輿を短い四天棒で担いで白山通りを練る
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿


     白山神社 平成20年9月 (5年毎)

神輿データ: 祭神:菊理比羊命 台座:四尺二寸(126) 建造年度:文政年間 (1818〜1830)
  製作者: 不明  黒漆塗りの延軒屋根 江戸時代の見事な神輿 担ぎ棒が極端に短い
 

白山神社の文政神輿。08.09.21.
白山神社の江戸文政の風格漂う古神輿を太くて短い四天棒で担ぐ

白山神社の格式を感じるポスター。08.09.21. 白山の高台に鎮座する社殿。08.09.21.   白山神社大祭。 '08.09.21.(日曜)
宮出し(春日3丁目町会お神酒所)12時〜16時
春日3丁目町会お神酒所から白山通りを北上して白山上までを渡御します。
四尺二寸の大神輿を極端に短い四天棒で担ぎます。
東京都文京区白山5-31-26 
神社の風格漂う 小高い丘に建つ白山神社

白山神社の創開は古く、天暦年間(947〜957) に加賀一宮白山比盗_社を現在の本郷一丁目の地に勧請したと伝えられる。 後に元和年間(1615〜1624)に2代将軍秀忠の命で、巣鴨原(現在の小石川植物園内)に移ったが、 その後五代将軍職につく前の館林候綱吉の屋敷の造営のため明暦元年(1655)現在地に再度移った。 この縁で綱吉と生母桂昌院の厚い帰依を受けた。
都内でも有名な紫陽花の名所であり、毎年6月の中旬にはあじさい祭りを開催。
 

春日のお神酒所で神輿の飾りつけ。08.09.21. 小雨振り出しても担ぎ手は盛り上がる。08.09.21. 息合った魂振りで威勢よく宮出し。08.09.21.
お神酒所前で棟梁の指示で整備 小雨振りだすも熱気帯びての担ぎ 白山通りへと瓔珞を付け宮出し

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本降りになった雨を蹴散らす様な春日三丁目の熱気の担ぎ手達

担ぎ手達ぶれず一気に差し切りです。08.09.21. 引渡しのため担ぎ止めの木が入る。08.09.21. 引き受け町会が白山通りを北進。08.09.21.
賛同店舗前でのお礼の差し切り 高揚担ぎ手に引渡しの木が入る 引き受け担ぎ手が小雨の中を渡御

台座が四尺二寸の大神輿であり四天棒で担がれるが、 担ぎ棒が太い白木丸太を組んで重量感がある極端に短い縦棒で担ぐのが特徴です。  

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多くの応援担ぎ手達により本降りの雨の中を宮神輿が悠然と渡御です

熱気と迫力で雨もなんの其のです。08.09.21. 独特の短い四天棒で大神輿を担ぐ。08.09.21. 引き受け町会が雨に負けぬ掛け声で北進です。08.09.21.
白山通りを雨に打たれて渡御 次の町会引渡しへと神輿を進め 引き受け町会が白山上目指す

白山神社は旧称白山権現社で、この一帯の「白山」という地名の由来である。
白山神社は明治初年に准勅祭社と定められた東京十社の一つである。 東京の鎮護と万民の安泰を祈る神社として、日枝神社・根津神社・芝神明宮・神田神社・白山神社・ 亀戸神社・品川貴船社・富岡八幡神社・王子神社・赤坂氷川神社を定めた。 東京近郊の10の神社のことで、白山神社は紛れもなき由緒ある神社である。
 

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