歴史の浪漫街道  お江戸の神輿 参拝祈願には吊り下げ鈴でなくより神の気を引かせる巫女鈴を使う用賀神社
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿


     用賀神社 平成20年10月 (毎年)

神輿データ: 祭神: 天照大御神 台座:二尺三寸(71) 建造年度:昭和53年 (1978)
   製作者:浅草・宮本重義  大唐破風軒屋根 勾欄造り 毎年渡御の神輿
飾り神輿「一之宮」昭和10年神田鍛冶町村田惣三郎製作で昭和51年修理、台座二尺六寸
 

狭い商店街でも渡御。08.10.12.
狭い路地の用賀商店街が続く氏子区域のため宮神輿を大型にもできず

祈願には巫女鈴を使う用賀神社。08.10.12. 昭和10年の一之宮の飾り神輿。08.10.12.   用賀神社例大祭
'08.10.12.(日曜)宮出し13時〜19時
例大祭のみ社殿内にアバレ獅子の異名を取った獅子頭が飾られる。
東京都世田谷区用賀2-16-26
祈願は吊り下げ鈴でなく巫女鈴 神輿庫に鎮座の一之宮

この神社は 以前 神明社といい、その創立の年代は不明ですが、 明治41年(1908)に一緒に祀った八幡社は、 天正年間に鎌倉の鶴岡八幡宮より分霊を迎えたといわれています。 この合祀の際には、上用賀にあった天神社も合わせて祀られました。 祭神は天照皇大神、応神天皇、菅原道真ほか数柱です。  

用賀神社若獅子会が取り仕切るが、 用賀近隣の神社氏子達が駆けつけての渡御です。   神輿庫前からの宮出し。08.10.12. 気合入る担ぎ手たち。08.10.12.
鳥居脇の神輿庫前からの宮出し 担ぎ手達も渡御モードです

暴れ獅子。毎年秋の大祭に、五穀豊穣、悪疫退散を祈念して若衆にかつがれて村を練り歩いたと伝えられ、 獅子は屋外のみならず屋内にも乱入したことから、アバレ獅子の異名を取ったと言われています。 この伝統の行事もいつしか廃れ、現在は例大祭のみ社殿内に獅子頭が飾られる。
神輿渡御は、地元若獅子会を中心に執り行われる。
 

宮神輿が駅前商店街へ近ずく。08.10.12. 用賀商店街に入り込んだ宮神輿。08.10.12.   神社鳥居脇から宮出しの神輿は用賀商店街に入り込む。
毎年渡御路は同じなのだが、非日常的な神輿に遭遇した者達は皆一様に驚く。

用賀。 地名としては珍しくインドの修法「ヨガ」による。 平安末期から鎌倉初めにかけて真言密の瑜伽(ゆが)道場があったことから、 ユガまたはヨガの地名が起こり、永禄から元亀のころに北条の家臣飯田帯刀・ 図書父子が開発して用賀村とし瑜伽山真如院真福寺を開基したことによる。
タクシードライバー泣かせの世田谷区の道路の中で、 用賀地区にだけは耕地整理が行き届き道路も用水も直線直角になった。 玉川村当時区画整理に猛反対した用賀村だったが話し合いが つくと賛成地区より10年も早く昭和19年には完了させた。 上用賀地区は特に碁盤の目状に区画整備されている。
 


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