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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿 |
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祖師谷神明社 平成20年10月 (毎年) |
神輿データ:祭神: 天照皇大神 台座:二尺四寸(80) 建造年度:昭和3年 ((1928)
製作者:浅草・平川商店 特記: 延軒屋根 勾欄造り |
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古式に則り赤団扇と烏帽子に祭礼鉢巻きと白丁装束の氏子による素朴な鎮守の秋祭り |
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祖師谷神明社例大祭。
'08.10.12.(日曜)
宮出し12時半〜19時
世田谷区の小田急線祖師谷大蔵駅周辺の商店街で神輿を練る。
通称ウルトラマン商店街。
東京都世田谷区祖師ケ谷5-1-7
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例大祭張り紙 |
囃子会の張り紙 |
社殿には旧熊野の額が |
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創建は南北朝時代の正平年間と歴史古い。
「新編武蔵風土記稿」によれば「下祖師ケ谷村熊野社、村の中程の少し高き地にあり、
神体白幣、社の廻りに松杉の類、生ひ茂れり、前に二十級の石階あり」とあります。
その当時は、現在の神明社と旧熊野神社は一年おきに祭礼を行なっていたそうです。
旧熊野神社は明冶四十三年、神明社に合祠されました。
本殿内部の左に旧熊野神社の八相殿の祠が祭られています。
また、延享二年銘がある石灯籠は旧熊野神社のものと言われています。 |
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祭礼行列は子供達が引く御太鼓と、
祖師谷囃子にのってお亀ひょっとこが担ぎ手を煽る神輿の渡御行列です。
御太鼓がずど〜んズドンと長閑な集落に響き渡る。
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お〜らい合図に間髪いれず撥 |
祖師谷囃子にひょっとこが煽る |
武蔵野区域は先払いの御太鼓が付き従い宮神輿を先導する祭礼が大半です。
武蔵野国総社である大国魂神社の千有余年の歴史を誇る、
神が乗った神輿の順路を清め露払いを行い先導する御太鼓の、祭礼の影響なのでしょうか。
各神社の祭礼では御太鼓講中が合図提灯と撥を取り仕切っている。 |
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古式に則り烏帽子に白丁装束の氏子役員が赤い団扇を持ち神輿を警護しての渡御です。
まさに是ぞ祭りだ! |
これぞ祭り!古式に則り威風堂々の氏子 |
白丁装束には「神」 手に「福」の赤い団扇 |
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烏帽子に鉢巻で白丁装束(背には「神」の字)で警護する氏子役員達は手には赤い団扇を持つ。
団扇には米俵に座った七福神の大黒天?と漢字の「福」が書かれている。
渡御は祖師谷大蔵駅周辺や祖師谷商店街 (ウルトラマン商店街)を練る。
円谷のウルトラマンを商店街名にするのは、円谷プロは祖師谷大蔵が発祥の地だからです。
円谷(つぶらや)プロ。昭和41年(1963)円谷英二により設立。現世田谷区八幡山1-10。
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上祖師谷神明社 平成20年10月 (毎年) |
神輿データ: 祭神: 天照皇大神 台座:一尺六寸(49) 建造年度:昭和46年
製作者:浅草・宮本重義 特記: 菊紋の延軒屋根 勾欄造り 小振りな神輿 |
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上祖師谷神明社。
'08.10.05.(日曜) 宮出し11時〜夕刻
ご注意、祖師谷神明社とは違います。
世田谷区
上祖師谷4-19-24 |
祭りポスター |
上祖師谷鎮守の杜は丘の上 |
丘の社殿は鉄筋コンクリート造り |
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創建・由緒など不明ですが、境内に残る石灯籠には享和元年(1801)
手洗石には文久元年(1806)建立と刻まれている。
現在の社殿は棟上には八本の堅魚木が並ぶ神明造りで、
昭和42年に改築している。 |
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神輿が彼方此方で担がれるので、取材順路決めて出向くも、事前情報の宮出しが予定と大幅に違うこと間々あります。
神明社も早朝の宮出しと聞き駆けつけたが、
11時からの宮出しで残念ながら渡御取材せず、後ろ髪引かれながら次の祭礼に出向く。 |
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早朝の境内に囃子が流れる |
誰もいない神輿庫で担ぎ手を待つ |
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