上柚木と多摩ニュータウン:
由木村は江戸時代初期の村名で、のち上・下の2村にわかれた、これが上柚木・下柚木の由来になる。
由儀・柚木とも書き、平安末〜鎌倉初期には横山党の一族由木氏が住んだといい、
南北朝期には多摩郡船木田荘のなかに由木郷の名も見える。
上柚木神明神社参道の入り口に天保十年(1840)と刻まれた常夜燈が建っている。
また「日露戦役」「凱旋紀年」の石柱が両側に建っている。先人達の営みを感じますね。
戦後の高度経済成長期に深刻な住宅難の解消にと、
東京都稲城市・多摩市・八王子市・町田市にまたがる多摩丘陵に計画・
開発された日本最大規模のニュータウンである。
計画人口は34万人で昭和46年(1971)より入居分譲され谷戸から高層住宅へと変貌した。 |
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