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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿 |
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日の出春日神社 平成23年 9月 (毎年) |
神輿データ: 祭神: 武甕槌命 台座:三尺(91) 建造年度: 不明 製作者: 不明
特記: 黒漆塗り延軒屋根 かなりの古神輿ですが鳳凰等錺金は後付 無形文化財鳳凰の舞 |
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白丁に担がれ宮出して鳥居前の平井川沿いを千石橋から平井地区へとゆったりと渡御 |
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日の出春日神社例大祭 '11.09.25.(日曜) 神事 11時
宮出し11時半 宮入 19時
奴の舞・鳳凰の舞12時 西多摩郡 日の出町平井3690
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社務所のPOP |
春日神社の簡素な社殿 |
社殿脇の出御祭式場 |
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春日神社は村首の日奉森明が成務天皇
(古事記や日本書紀に伝えられる第13代天皇で在位は西暦131〜190)の勅命により、
大己貴命(おおなむちのみこと=大国主命)を祀る。
延暦十年(西暦792)日奉森栄が官令を受け、武甕槌命(たけみかずち=日本神話に登場する神)、
斎主命、天児屋根命を合祀。定かではないが歴史持つ神社です。
旧社号は春日大明神、明治に春日神社と改める。 |
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祭壇は本殿石段下の手水舎前 |
御幣抱いて本殿前宮神輿へ |
宮神輿に祝詞奏上とお祓い |
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白丁が担ぎ境内から鳥居へ |
春日大社を模倣した赤鳥居から |
担ぎ棒すれすれに鳥居潜り宮出し |
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平井川土手で待機中の舞踊り手達に見送られ |
白丁装束に担がれて平井地区へと渡御していく |
古風な宮神輿の渡御は、平井川の山側沿いを平井方面に、
そして三吉野宿通りを渡御して下平井、三吉野会館で休息後、神社へ宮入です。 |
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日の出春日神社の例大祭は、「平井の秋祭り」でもあり八幡神社との合同祭なのです。
平井の秋祭りに志茂町囃子の山車、加美町囃子山車、八幡囃子山車、さくらぎ囃子山車、
三和囃子の山車の五基が平井地区の春日神社と八幡神社から曳き出されて、
各地区の会館でお囃子が競演披露される。 写真は三吉野宿通りを巡行してくる志茂町囃子山車。
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道行の薦太鼓には撥が打ち続く |
順次繰り出す十人一組の奴の舞 |
背から剣を差し上げる奴の舞 |
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鳳凰の舞が勇壮活発に舞う |
冠と頭巾が薦太鼓に近かづく |
横笛と薦太鼓が五穀豊穣願う |
民俗芸能である下平井の鳳凰の舞は、
平成18年(2006)に重要無形民俗文化財に指定された。
舞は、春日神社までの道行、奴の舞、鳳凰の舞とで成り立っている。
奉納の舞は京都の雨乞い踊りに祇園囃子と風流踊りが結びつき、さらに江戸歌舞伎の太刀踊りが加わり、
京都と江戸の両方の要素を持つことに特徴がある。
鳳凰の舞は、藍色の装束に身を固め、鳳凰の冠を被った若者5人と赤い頭巾をつけた若者5人によって行われ、
薦太鼓を中心に男たちが勇壮活発に舞う。 |
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冠を被った白襷と赤い頭巾を被った赤襷とで重要無形民俗文化財の鳳凰の舞の奉納 |
日の出町地名の由来:
昭和30(1955)平井と大久野の2村が合併して日の出村、昭和49年町制を施行と新しい町なのです。
町名は御岳山の東の日の出る方角にある日の出山(902m)にちなみます。
一躍有名にしたのが、昭和58年(1983)にロナルド・レーガン(アメリカ大統領)
と中曽根康弘首相との、日米会談が中曽根所有の日の出山荘で行われたためです。
近年ではイオンモール日の出が平成19年(2007)に開業で名を馳せる。 |
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