歴史の浪漫街道  お江戸の神輿 長島香取境内社の八雲神社は要所で地すりを披露して二基連なっての渡御
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿


    長島香取/八雲神社 平成24年6月 (3年毎)

神輿データ: 祭神:建束須佐之男命 台座:三尺(91) 建造年度: 昭和29年 延軒屋根勾欄造り
   製作者:   駒札「長島」 行徳 浅子周慶制作  駒札「長島町」 行徳 後藤直光制作
 

八雲と香取前を神輿揉み繰り返し青銅鳥居へ。'12.06.24.
神輿庫前から威勢良い神輿揉みで八雲神社と香取神社拝殿前を通り社務所前の参道へと

八雲大祭POP。'12.06.24. 本殿は保護用金網で彫刻詳細観れず。'12.06.24. 江戸川洪水対策嵩上げの八雲神社。'12.06.24.   長島八雲神社
(香取神社境内社)
'12.06.24.(日曜)
 宮出し9時〜
 宮入 17時
東京都江戸川区
  東葛西2-34
長島八雲POP 総彫刻の香取神社本殿 香取境内社の八雲神社

香取神社は旧名を茂呂神社といい長島村の鎮守だった。別当の自性院が文久年間に火災に遭い、 古記録を焼失したため詳細は不明だが、400年以上前の古社といわれている。 祭神は経津主命(ふつぬしのみこと)で、下総の香取神宮から分神された。 本殿と拝殿の彫刻は手の込んだ創りで、拝殿は今年建替えの予定。 昭和26年には旧長島村西部にあった八雲神社を境内に遷座している。  

駒札長島神輿。'12.06.24. 駒札長島町神輿。'12.06.24. 社務所前参道から鳥居へ。'12.06.24.
丸太白木担ぎ棒の駒札長島神輿 同じく丸太の駒札長島町神輿 拝殿背に参道の銅製鳥居を目指す

屋根に龍の絵。'12.06.24. 極彩色の彫刻の胴。'12.06.24.
路盤に虎と黒屋根と吹き返しに龍 駒札長島神輿の極彩色の彫刻に包まれた神輿胴

神輿は、昭和29年に大人神輿2基と子若神輿1基、山車一台が、 神輿屋に競わせるように建造させ、その後は3年に一度神輿渡御が行われるようになった。  

大団扇に鼓舞されて連なり渡御。'12.06.24.
大団扇に鼓舞されて長島公園前から江戸川放水路土手を目指す

長島公園前を駒札長島。'12.06.24. 負けじと駒札長島町。'12.06.24.
まえだまえだ!の掛け声聞こえる駒札長島 太く短い担ぎ棒の駒札長島町

駒札長島の地すりのご披露。'12.06.24.
浦安橋下での行徳担ぎ風の地すりと差しと放り上げのご披露

地すりの擦り。'12.06.24. 天仰ぐ差し上げ。'12.06.24. 緊張する放り受け。'12.06.24.
地すりの擦り (腰痛になりそう) 差し上げ (腰を伸ばせてホ〜) 放り受け (受け失敗は危険だ)

地すり:  浦安と行徳地域に昔からある独特の担ぎ方です。 【】内が(行徳担ぎ)
1)擦り(スリ)音頭役の「回れ、回れ」合図で神輿を揺らさずその場で一周します。 (3周)
2)揉み(モミ)合図で地すりとは一変し上下に激しく揺らしながら一周回ります。 行徳なし
3)差し(サシ)合図で神輿を揺らさず「回れ、回れ」と掛け声をあげゆっくり一周。 (3周)
4)放り(ホウリ)「ヨイ、ヨイ、ヨイ」と3回叩きすぐに神輿を頭上高く3回放り上げます。(3回)
  伝統の正調行徳担ぎは難しく危険で最近では各所作が一回と軽減されているとか。
 


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