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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿 |
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波除稲荷神社 つきじ獅子祭 平成20年6月 (三年毎) |
神輿データ:祭神: 倉稲魂命 台座:四尺一寸(124) 建造年度:昭和2年? (1927)
製作者: 神田・宮惣 延軒屋根・平屋台造り 波紋を散らした錺神輿を平成2年修復
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波除稲荷神社 つきじ獅子祭 08.06.07.(土曜)
千貫宮神輿 宮出し12:55 宮入 20:30
弁財天お歯黒獅子 宮出し14:05 宮入 19:30 |
女性担ぎ急募 |
TSUKIJI 350 |
女性担ぎ巡行 |
鳥居前での発輿式 |
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波除稲荷神社。
江戸の始め築地は一面の海でした。その埋め立ての際に工事困難を極めた築地海面にて、
萬治2年(1659)に海面を光りを放って漂っていた稲荷大神の御神体をひきあげ、
お祀りしたところ波風がピタリとおさまり、工事はやすやすと進み埋立も無事終了し人々は、
その御神徳のあらたかさに驚き、稲荷大神に「波除」の尊称を奉りました。と伝えられている。
平成21年は御鎮座350年を迎える。 |
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波除稲荷神社は日本橋魚河岸からの守護神ゆえの独特の供養塚がある。
「すし塚」。万人が好む食べ物 すし それを調える為に包丁にしてきた魚の霊に感謝。
「海老塚」。てんぷらは魚・野菜などの恵みを調理、その恵みに感謝してんぷらの象徴する海老。
「鮟鱇塚」。この鮟鱇の世にも美味なることを多くの世の人々に知らしめんとして建立。
「活魚塚」。日々魚を活けじめして血抜き、その魚を食して生きれる八百万の神の御恵みに感謝。
「玉子塚」。寿司屋・料理屋等の厚焼き玉子は、日々新鮮な玉子を大量に使用する事に感謝。
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厄除天井大獅子。 江戸時代、厄除・災難除の象徴として多くの参詣者を集め、
此を担ぐ事で祭礼も始まった神社祭礼「つきじ獅子祭」の名称の元をもなした
「厄除天井大獅子」は江戸末期に焼失する。
平成二年に神社の鎮座330年を記念し、樹齢約三千年の黒檜(ねず=檜科の常緑針葉樹)
)の原木を用いて
高さ2,4m 幅3,3m 重さ1t
往時に勝るとも劣らぬ名実共に日本一の厄除天井大獅子として再建された。 |
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獅子殿に鎮座の厄除天井大獅子 |
厄除天井大獅子は江戸時代に雲を従える龍・風を従える虎を一声で威伏させる獅子として、
名をはせた。
(獅子とは=神社での左右の狛犬のうち、左方の口を開いた方をいう) |
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弁財天社お歯黒獅子。 高さ一尺の台座を含め高さ2,2m 両耳幅2,5m 総重量700kg
総漆塗り一木造で、
紅色の肌地にお歯黒を施し金箔押しの巻き毛で腰高の姿にして、平成14年に再建される。
別途中央区の有形文化財の獅子頭一対がある。木造の金梨地塗り。嘉永元年(1848)
南本郷町の島屋藤次郎が発起人となって製作された。 |
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鎮守の杜の鳥居からの宮出し |
築地市場の水神社前で向かえ太鼓 |
水神社へ渡御のご挨拶 |
水神社。東京中央卸売市場築地市場内の北の一角に弥都波能売命(ミズハノメノミコト)
を祭神とする小さな社の「魚河岸水神社」は魚河岸の守護神です。
日本橋魚市場が始まったころ大漁・海上安全と共に、徳川家の安泰を祈願して、
森一族が「大市場交易神」称し社を道三海岸(大手町辺)に建立しました。
慶長年間に神田明神社と共に神田台に遷座、その後神田神社内境内に社殿を新築し、
明治34年に「魚河岸水神社」と社名改称。
ここの遥拝所で北の方角へお参りすることで、
遥かその方向にある神田明神境内の水神社本殿を拝めるようになっており,
水神社本殿が市場を見守っているとか。 |
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五色幟従えて悠然と市場内渡御 |
場内の渡御を済ませた宮神輿 |
宮元担ぎ海幸橋から波除稲荷へ |
千貫宮神輿。現存する江戸神輿の最高峰で錺神輿(かざりみこし)
として二度と出来ない重要文化財級の最高傑作(江戸神輿春秋・林順信著)
昭和3年神田宮惣・建造、
台座幅四尺一寸五分の千貫神輿は平成2年鎮座330年記念事業で全面修繕で以降渡御再開。 |
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黄色い掛け声でお歯黒獅子の宮出し |
雌獅子ですが厳つい形相 |
お歯黒獅子の担ぎ手は女性 |
弁財天お歯黒獅子の宮出しは、
波除稲荷神社の鳥居前から新大橋通りまで、
この渡御区間は弁財天のお歯黒獅子が宮神輿を先導します。
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千貫宮神輿が新大橋通りに出る |
騎乗神職がお歯黒獅子を先導 |
お囃子と山車人形桃太郎 |
水神社と築地市場への渡御を済ませて、新大橋通りから氏子町内への渡御です。
千貫宮神輿が五色旗に囲まれて、騎乗の神職、弁財天のお歯黒獅子、
築四睦の多々幸会のお囃子と山車人形の桃太郎が渡御行列をつくり、
千貫神輿宮入の20:35までの連合渡御です。 |
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