歴史の 浪漫街道 お江戸の神輿  日枝神社の神幸祭は江戸城総鎮守ゆえ優雅で格調高いお江戸の天下祭り
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿


    日枝神社 山王祭 神幸祭 平成20年6月 (隔年)

日枝神社の神幸祭と氏子の山王祭ポスター。08.06.13. 古式に則った装束と鳳輦はまさにお江戸の天下祭り。08.06.13.   日枝神社 山王祭。
神幸祭:08.06.13.(金曜)
神社出発8:00〜皇居参賀〜還御17:00
東京都千代田区永田町2-10-5。
日枝神社神幸祭と山王祭 祭礼行列の黄衣衣装の鳳輦二基と続く宮神輿

日枝神社は江戸の産土神として徳川将軍家から一般庶民まで、広く信仰を集めた神社で、 祭神は大山咋神(おおやまくひのかみ)です。
平安末期に武蔵野開拓の秩父平氏(江戸氏)が江戸の郷の守護神として山王宮を祀る。 のち大田道灌が江戸城築城の文明10年(1478)「鎮護の神」 徳川家康が天正18年(1590)「城内鎮守の杜」「徳川歴朝の産土神」として、 江戸庶民からは「江戸郷の総氏神」「江戸の産土神」と祟敬される。
 

山王祭。大田道灌が川越山王社を江戸城の守護神として再勧請したのが、文明10年6月。 以来、6月になると、国土の安泰、平安と繁栄を祈願する山王祭が行われる。
祭神を鳳輦に乗せて氏子区域を一日かけて練り歩く「神幸祭」は、元和年間(1615〜24)から、 江戸城内に入ることを許され、「江戸の天下祭り」と呼ばれるようになった。
天和元年(1681)毎年の神幸祭は大儀との倹約令により、神田祭りと交互の隔年となる。
 

祭礼行列の先頭は江戸城の鎮守ゆえ天子諌める諌鼓鳥。08.06.13. 祭礼の緊迫感みなぎる騎乗神職。08.06.13. 精悍な獅子頭は獅子舞装束。08.06.13.
神幸祭先頭は天子を諌める諌鼓鳥山車 行列の社旗、神職、金棒、御幣、猿田彦 黒色に赤耳と金の角の獅子頭

古式に則った威儀を正す衣装は凛々しい。08.06.13. 華やかさ添える、まさに王朝絵巻です。08.06.13.
御神馬、御弓、御胡舞、御鉾、御楯、御太刀と続く 続いて舞姫、童女、楽人

烏帽子に黄衣の衣装が王朝絵巻そのもの。08.06.13. 烏帽子に黄衣に打掛の衣装。08.06.13. 宮神輿は爽やかな白丁の衣装。08.06.13.
先頭の鳳輦は烏帽子に黄衣の衣装 次の鳳輦は烏帽子に黄衣に打掛の衣装 宮神輿は烏帽子に白丁の衣装

神幸祭は山王祭最大の盛儀で、優雅な格調高い祭列は華麗な王朝絵巻を繰り広げる。 鳳輦二基、宮神輿一基、山車三基が王朝装束に威儀を正した総勢500名、祭列は300Mです。  

祭礼行列が華やかになる花山車。08.06.13. なんとも愛らしい干支山車。08.06.13. 上下に移動するからくりの山車。08.06.13.
花山車 干支山車 からくり仕掛けの美少年山車

日本橋加美町の嘉永3年建造の人形山車の日本武尊(行列参加は日本橋から新橋まで)
人形山車の東郷元帥(行列参加は平河町〜国立劇場まで)
山王祭の祭礼行列の後方に氏子町会の山車が参加することを、附け祭りと称した。
  日本橋から行列参加の日本橋加美町の人形山車。08.06.13. 日本神話では英雄として登場する日本武尊。08.06.13.
日本橋加美町の人形山車 この凛々しさ日本武尊


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