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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ!日本各地の神輿 |
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姉埼神社例大祭 平成25年07月 (毎年) |
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駒札「上町」の若宮社が渡御祈願祭終えると同時に先陣を切って威勢よく神門へと宮出し |
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姉埼神社 夏季例大祭 '13.07.20.(土曜) 宮出し12時〜 宮入20時 千葉県 市原市姉崎2278 |
姉埼神社POP |
二の鳥居と大きな社号標 |
社殿前に設置された茅の輪 |
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社伝によれば、第12代景行天皇40年西暦100年前後の時代、天皇の皇子日本武尊が御東征の時、走水の海で暴風雨に遭い、
お妃の弟橘姫の犠牲によって無事上総の地に着かれ、ここ宮山台においてお妃を偲び、
風の神の志那斗弁命(シナトベノミコト)を祀ったのが始まりという。
神紋は「五七の桐」社殿は海抜50mの宮山台に江戸時代は「明神」と称した。
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大きな駒札と足が長い大鳥と小鳥も稲穂を咥えおたずなを屋根に這わす飾紐の御本社が宮山台を降りる |
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神門へと威勢よく宮出しの駒札「上町」若宮社 |
八王子社の駒札「宮本」が狭い大井戸坂を激走 |
姉埼神社では「若宮社」「御本社」「八王子社」の三基の神輿が渡御する。
若宮社 駒札「上町」台座3尺6寸 天児屋根命(あめのこやねのみこと)
御本社 駒札「下町」台座3尺9寸 志那斗弁命(しなとべ)姉埼神社の主神
八王子社 駒札「宮本」台座3尺6寸 塞三柱神(さえのみはしらのかみ)
「宮本」「上町」「下町」の三地区が、それぞれの神輿を年毎の輪番制で担当する.
輪番順は若宮社 ⇒ 八王子社 ⇒ 御本社 ⇒ 若宮社 *以下繰り返す。 |
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神社の神事のために献酒奉げ氏子役員が参列 |
神輿下で邪気払い大拍子を奏で朱傘を背で掲げる |
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激しく担がれてきた神輿整備の横で宮下の御休み処での祝詞奏上を厳粛に執り行う |
さすが上総五社の一社。三基の神輿が揃って渡御する「神社の神事」では、御休み処の宮下では献酒、
お浜では献饌、姉ヶ崎駅では納め神事が執り行われる。
これ以降三基の神輿は宮入までの渡御を「地区の行事」として、それぞれの神輿が個別に担当地区を渡御する。 |
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各神輿隊列を先導するお囃子屋台はトラクター仕様 |
子供神輿に続く御本社と八王子社のご神宝は御弓 |
宮出しから姉ヶ崎駅までは神社の祭事なので三基の神輿が揃って渡御する。
隊列は若宮社、御本社、八王子社の順に3連を組み、
それぞれの連は山車が先導して、子供神輿、御神宝、神輿の順で隊列を組み渡御する。 |
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お浜を出立する若宮社は御神宝の太刀かざす |
お浜から浜町踏切へと御本社の駒札「下町」 |
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昔は海岸であったお浜の神事で最後に出立つの八王子社の駒札「宮本」 |
氏子総代は羽織袴、氏子役員は浴衣を着用。担ぎ手は、事前の調印が必要。
ご奉仕役は其々の担当神輿と氏子名が白絹に明記、
担ぎ手は袢纏、上町は水色、下町は桃色、宮本は豆絞りの色手ぬぐいを必ず着用のこと! とあるが。 |
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神輿を激しく「もむ」ホラヤホラヤの掛け声で肩外して |
ホラヤホラヤと神輿を地表すれすれで揉む |
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姉ヶ崎駅前ロータリーで一気に放りあげて担ぎ棒を受け止めての差し上げ |
海に近い姉崎神社には境内に松ノ木が一本もなく氏子は門松も立てない。
かって女神・志那斗弁が夫・志那津彦にたいそう待たされ
「マツ身はつらい」と言ったことからという。
夫神は市原市の嶋穴神社の志那津彦命といわれる。 |
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姉ヶ崎の地名伝承では、姉弟の神様がいて先に姉神が来て、弟神を待ったので「姉前(崎)」となったという。
姉埼神社、地名は姉崎、JR駅名は姉ヶ崎。
明治45年の開業の国鉄時代に駅名を決める際、読みにくいだろと姉ヶ崎と命名したとか。 |
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