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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ!日本各地の神輿 |
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生麦杉山神社 平成23年8月 (毎年) |
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山百合咲く急石段をそろりと慎重に降りてくる杉山神社の宮神輿 |
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杉山神社例大祭 日時:'11.08.07. (日曜) 宮出し8時50分 宮入17時10分
横浜市鶴見区岸谷 1丁目20。 |
躍動POP |
昭和14年建造の簡素な社殿 |
本殿の社額が淡く光っている |
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祭神は第十二代景行天皇の皇子(日本武命)。
当社の設立は不明だが、元本村にあったが天正二年(1574)に村社として天正八年に現地に設立されたと伝えられており、
元禄十六年及び万延元年に再建されるとある。
昭和49年(1974)に鎮座四百年祭を斎行している。
境内に手鉢水盤に享保九年、石造鳥居に天命元年の年号の彫刻が在る。
高い参道石段は生麦沖に沈んだ岩を村人達が引き上げて構築したとかで、明治10年(1878)に完成。
神楽殿は以前社殿であった。 |
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南参道の狛犬 |
厳かに例大祭式典 |
宮司マスクしての御魂遷し |
東参道の狛犬 |
高台にある境内には、東の急石段の表参道となだらかな南参道があるが、
其々の狛犬が独特です。特に急石段東参道の明治13年建造の狛犬の形相が! |
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社殿前で渡御のご挨拶の担ぎ |
境内で膝下へさげる神輿揉み |
境内からイザ難問の急石段降りへ |
宮神輿は延軒屋根高欄造り、台座2尺7寸(82cm) 昭和27年建造。行徳関ヶ島後藤直光作。
境内でまずは差せ揉めの合図で、激しい神輿揉みのご披露です。
台座寸法は3尺(91cm)ですよと「maturi2155ohta」さんのご指摘。感謝!。 |
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急石段を慎重に降りてくる |
東口参道鳥居下へ降りてきた |
旧東海道に出て担ぎ手も安堵 |
東参道石段より9時宮出し、旧東海道から鶴見区岸谷交番、氏子岸谷地区、第一京浜キリン生麦工場、
旧東海道、南参道(坂道)より17時半宮入です。 |
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鳥居前からの渡御の開始 |
生麦の旧東海道を北進渡御 |
氏子地区へ長い一日かけた渡御へ |
杉山神社は、五十猛神(スサノオの子)を主祭神とする神社である。
神奈川県横浜市を中心に川崎市、東京都稲城市などに分布する。
「続日本後紀」貞観11年(869年)に枌山神社と記載されている古社で、武蔵国都筑郡唯一の式内社である。
しかし、その本社は比定(比べて推定)されておらず、未だ論社が複数ある。
参照: お江戸の神輿 平尾杉山神社 |
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旧東海道の生麦を担ぎ手達が一団となって渡御してくる宮神輿 |
生麦地名の由来:
江戸幕府二代将軍・徳川秀忠(就任慶長10年・期間1605〜1623)の行列がこの地を通る際、道に水が溜まっており、通行ができなかった。
そこで村の人たちが、街道の脇の生麦を刈り取り道に敷き、その上を行列に通らせた。秀忠は感謝として、
古来から貴志(岸)村と称していたが、この一帯に生麦という地名を与え、村人に漁業を営むことに関して特別な権利を与えた。
以降「御菜八ヶ浦」の一つとされた。 |
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