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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿 |
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浅草神社 「三社祭」 本社神輿 平成19年5月 (毎年) |
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浅草神社。 東京都台東区浅草2-3-1
5月20日(日曜)早朝 6時からの本社神輿の宮出し。
氏子44ヶ町による本社神輿三基の渡御が行われ日没後宮入です。
写真提供: 神輿好きのmaturiさん |
三社祭の大型ポスター |
早朝6時に本社神輿一之宮の宮出し |
二番手の本社神輿二之宮の宮出し |
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前日の土曜午後からは神社境内の観音本堂裏広場に集結した44ヶ町の自慢の町会神輿約100基が連合渡御のため発進します。
三社祭のクライマックスの本社神輿の宮出しが午前6時より一本〆を合図に一斉に神輿を担ぎ上げる。
担ぎ手の人波のなか手拍子、笛、掛け声で神輿の激しい魂振りが行われる。
昨年の担ぎ棒折れの事故により神社側は「神輿乗り禁止令」を出していたが二之宮が今年も乗っちゃたのです。
神社側は来年は神社から神輿を出さないとか。
祭りだ!神輿だ!この民族文化、すばらしい伝統行事は守っていきたいものです。
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下町浅草はつじ辻で神輿が繰り出され各所で和太鼓の競演で初夏の祭一色に染まるのです。 |
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決めています上和太鼓 |
華やかで粋なおんな和太鼓 |
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二之宮の担ぎ手は柴崎中町会。威勢よく西浅草3丁目を渡御です。 |
二之宮本社神輿の渡御 |
二之宮の担ぎ手達の誇らしげ |
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三之宮神輿の担ぎ手は壽四町会。初夏の日差しの中で半纏色に神輿も染まり壽4丁目を渡御です。 |
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三之宮本社神輿 |
神輿が担ぎ手の半纏の色に染まる |
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神輿に関するあらゆる事柄をお教え頂いている目黒の双龍会と小山の藤龍睦の皆様。
ちょいでの私と違い皆さんは神輿担ぎの体験での会得と何よりも年季が違います。
本社神輿三之宮引き受け所での記念撮影です。 |
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垂直に三之宮神輿の進入体勢ができました |
先頭が神輿に押されながらも路地中へ進入開始 |
電柱やポールをかすめる様に巡行です |
大神輿が氏子町内の路地中に進入する様は巡行の中でも豪快なものなのです。
担ぎ手達と介添い役と神輿指揮者が三位一体にならぬと上手く進入することが出来ず
巡行の中でも最も事故を起こしやすいのです。担ぎ手は壽三東町会。 |
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発進時の担ぎ手同士の激しい担ぎ棒取り合戦です |
先ほどとは嘘のように和やかな神輿担ぎです |
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本社神輿の宮出しは担ぎ手達の誉れなのです。基本的には宮元(氏子総代)が行います。
本社神輿の渡御も神輿引き受け時の発進時に担げるのが担ぎ手達の憧れなのです。
必然的に発進時の担ぎ棒取り合戦は激しいのです。 |
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今年も神社側から異例の「神輿乗り禁止令」がだされた。
三社祭の宮出しには本来各町会代表の頭が神輿に乗っていたのです。ところが、
都心部のドーナツ化現象で担ぎ手が不足して神輿好きの人たちで作る「神輿同好会」
に力を借りた結果、そこに紛れ込んだ一部の輩たちが神輿乗りを行っているのです。
祭のルールは地元がきめる、担ぎ手は和となってそれを守る。これぞ本当の神輿好き人です。
悠久の時を経て来た伝統文化、民族文化を絶やさずに守ろうとの配慮を願うのみです。 |
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町会神輿「光月」 |
町会神輿「千草」 |
本社一之宮とそっくりの「浅草中」町会神輿 |
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お祭広場の雷門通り馬通りは終日自慢の町会神輿のオンパレードです |
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掛け声や笛や手拍子で神輿の魂振りが繰り返され盛り上がりは最高潮 |
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今年も刺青お兄さん達の神輿乗り |
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初夏の祭り下町浅草ゆえの賛否両論があります |
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お江戸の下町浅草は三社祭りの期間中は無礼講のお祭りずくしです。
現代でも大切なのは管理規制でなく庶民の自主性による老若男女が寄り添いお互いが祭り三昧の時を過すことなのです。
これぞ日本民族の伝統文化なのです。 |
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