歴史の浪漫街道  お江戸の神輿 最終日に三基の本社神輿の宮出しが復活した浅草神社の伝統の三社祭り
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿


    浅草神社 三社祭 平成21年5月 (毎年)

三社に出ました粋で鯔背な男に釣り合うお江戸の女性。09.05.17.
三社祭りは男祭、いえいえ女だって一之宮を担ぐ! クワガタ取れても華棒は離さない浅草中央町会

三社祭。浅草寺(東京都台東区)の本尊の仏像を隅田川から見つけて祀った三人の人物を祭神とする (三社大権現)浅草神社で、江戸時代から続く例大祭(三社祭り)。 同神社は明治以前まで神仏習合していた経緯から、現在も浅草寺の境内に隣接する。
祭りは同神社の氏子を務める四十四ヵ町の町内会などで作る「浅草神社奉賛会」が主催。 奉賛会は、約30の同好会は一方的に宮出しに参加して神輿乗りを行っていると主張し、 同好会は、担ぎ手不足を補ってきた歴史もあり、神社と氏子だけの祭りとは排他的すぎると指摘する。
今回宮出しの復活で、本来の祭りに戻るが、双方で協議し基本ルールと罰則規定が設けられた。
 

神輿データ:祭神:
一之宮:祭神:土師真仲知命 台座:三尺七寸(112) 建造年度:昭和25年 製作者:浅草・宮本重義
二之宮:祭神:槍前浜成命 台座:三尺七寸(112) 建造年度:昭和25年 製作者:浅草・宮本重義
三之宮:祭神:槍前竹成命 台座:三尺七寸(112) 建造年度:昭和28年 製作者:浅草・宮本重義
 

浅草寺仁王門(宝蔵門)09.05.17.   浅草寺、その浅草観音の仁王門(宝蔵門)に「小舟町」と筆太に書かれた朱塗りの大提灯が釣られています。 この大提灯はもともと日本橋魚河岸信徒の心意気を示したものとして万治2年(1657)に奉納したことにはじまり (高さ三間半、幅二間、重さ約五十貫=高さ:3.75m、直径:2.7m、重さ:400Kg) 3百有余年の歴史と伝統を今に連綿として受け継いでいます。
日本橋小船町奉賛会により平成15年(2003)江戸開府400年を期に新調奉納された。
小舟町大提灯両脇の2個の銅製吊灯籠は魚河岸講よりの奉納です。
浅草寺の宝物の収蔵庫の宝蔵門

三社祭りは神輿乗りで昨年は中止の宮出しが復活ですが、早朝から生憎の雨模様です。
浅草寺本堂の改修工事で会場の境内が狭く、 境内への一般の立ち入りを制限して、事故もなく無事宮出しが行われた。
  浅草神社印半纏。09.05.17. 宮出し終えて静寂な浅草神社本殿。09.05.17.
浅草神社奉賛会印半纏 三社宮出し後の静寂な浅草神社本殿

  本社神輿二之宮

東部地区渡御への整備の二之宮。09.05.17. 予定より早く渡御開始の二之宮。09.05.17. 大雨の中を怯むことなく渡御。09.05.17.
伝法院通りで渡御の飾り付け 二之宮本社神輿が大雨の中へ 伝法院通り浅草2交差点を横断

二之宮本社神輿が伝法院通りの仲見世通り脇からの渡御です。 渡御の整備中の真っ最中から、大粒の雨が激しく降り出し、 大雨に押されるように7時40分東部地区へ担ぎ出されていった。 宮入り20時  

  本社神輿一之宮

仲見世北の宝蔵門が雨で霞む。09.05.17. 豪雨の仲見世通りを一之宮が渡御。09.05.17. 伝法院から南進です。09.05.17.
渡御出立つの宝蔵門も豪雨で霞む 豪雨に負けず仲見世通りを南進 伝法院通りから浅草通りへ南進

一之宮本社神輿が宮出しを終えて南部氏子町会渡御開催時には、 雷門から望むと、宝蔵門が霞むほどの激しい雨脚の中、一之宮は仲見世通りを進んできました。 雷門を潜りぬけると本格的な南部地区各町への渡御です。 宮入り19時半。  

神輿乗りを警戒の警備は緩めません。09.05.17. 晴れ男が!と喜び合う双龍会のメンバー。09.05.17. 一時間遅れで一之宮を担ぐ寿三東。09.05.17.
寿一町会が担ぐ一之宮 雨上り笑顔の双龍会の会員 鳳凰の一之宮を担ぐ寿三東

木頭前に行きつ戻りつを繰り返す一之宮。09.05.17.   本社神輿一之宮を町会の寿一が引き渡しの木頭に合図の木を入れさせません。 担ぎ手たちは少しでも長く担いでいたいのです。
寿三東への引き渡しが予定より一時間遅れ、宮入は一番手神輿ゆえその後の渡御は?。

  三之宮本社神輿

雨の中国際通りを南進の三宮。09.05.17. 芝崎東の居囃子に送られる。09.05.17. 芝崎東が担ぐ三之宮。09.05.17.
国際通りを南進する三之宮 感応稲荷のお囃子に送られ 国際通りから合羽橋へと渡御

西部各町渡御の三之宮は擬宝珠に二之宮と共に葱花を戴く。 宮入り20時半。  

  氏子町内神輿

三社祭り町内神輿連合渡御 5月16日(土曜)12時から。
約100基の町内神輿が浅草寺観音本堂裏から順次発進する様は、 町内の伝統のお囃子と自慢の神輿であり、まさにこれぞ三社祭りです。 今回は未取材です。
 

ホテルロビー前の飾り提灯。09.05.17. 飯田屋どぜう店舗での祭囃子。09.05.17.   町内神輿の担ぎ手は、昨日の連合渡御に続き日曜日も、 本社神輿の各町渡御の引き受け時以外に担がれるのです。
まさに神輿三昧です。
吾妻橋通りのホテルの祭り提灯 合羽橋本通の飯田屋どぜう店

町内神輿の雷中。09.05.17. 唐破風の屋根が見事な雷中

寿三東の見ごたえある大鳥と小鳥
初夏に爽やか印半纏の寿三東。09.05.17.
担ぎ手の息もぴったりの雷中 印半纏もさわやかな寿三東

氏子町会神輿の寿四
燃えるような真紅の印半纏を身にまとった氏子達が息を合わせ、狭い路地中を巡行です。
  神輿先導する囃子屋台。09.05.17. 見事な神輿制御の寿四町会。09.05.17.
お囃子が先導する寿四 足並み揃えて路地へ入り込む寿四


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