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伝承と伝統の民族文化遺産 |
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祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿 |
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立花白髭神社 (鎮座325年祭) 平成19年9月 (5年毎) |
神輿データ: 祭神: 猿田彦命 台座: 三尺二寸(97) 建造年度:大正4年 製作者: 神田・宮惣
特記: 勾配の強い延軒屋根 低く勾欄を廻らせた大正神輿です |
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重量感あふれる大正神輿を熱気の担ぎで渡御する立花白髭神社 |
白髭神社。
例大祭:(鎮座325年祭)07.09.09。宮出し7時から宮入16時。
創建は五代将軍徳川綱吉の天和2年(1682)に南葛飾郡葛西川村の庄屋ら2名が創立した社。
本殿は大正12年、拝殿は昭和46年の建立です。 東京都墨田区立花6-19-17。 |
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白髭神社の宮神輿が5年振りのお披露目。
大正4年に建造の神輿で胴柱や台座まで見事な彫金で錺られ低く勾欄を廻らせた大正神輿で
台座三尺二寸の見栄えする神輿です。 |
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白髭神社の神幸祭は参道や鳥居が狭く六丁目お神酒所にて発輿式が執り行われて
四氏子町内を5年振りに渡御します。 トラックに乗った精悍な獅子頭が先導。 |
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高張提灯・金棒・役員・御幣 |
休息所の五東お神酒所に到着 |
次の引継ぎへ掛け声勇ましく渡御 |
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掛け声と共に神輿が来ました |
引継ぎ所まであと少しです |
次の引き受け担ぎ手達が待つ |
引継ぎ所に到着ですが上手く納まりません。疲労困憊か差し上げも中途半端です。
何せ5年振りに担ぐ宮神輿で町会神輿では経験しない重さですから。
祭り飾がない神社境内、手作り祭りポスター、屋台も出ていない、簡素な例祭です。
5年毎の渡御には担ぎ手不足と神社財政難があるのでしょう。 |
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宮元町会が東嵩寺から |
喧騒の中で神輿を見送る六地蔵 |
静寂の境内には六地蔵のみ佇む |
宮元の氏子町会への巡行開始です。うむ?寺院境内が駐基場なのです。
明治元年の神仏分離令なぞ関係ありません。
神輿の神と六地蔵の仏が合体です。
民の信仰心は同等で敬う心は神社も寺院も同じです。 |
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町会神輿の東五は静かに出番を待っています。座す前を巡行の宮神輿の氏子町内渡御が終えるのを。 |
立花の地名の由来:
吾嬬神社(あづまじんじゃ 吾嬬権現社)ゆかりの「弟橘姫(おとたちばなひめ)」に由来。
弟 「橘(=立花)」 姫は日本武尊の東征神話で相模より房総へ渡る際、
暴風雨に見舞われ海を鎮めるために生贄となり海中に没した人物。
その遺品が流れ着き葬って塚としたものが吾嬬神社といわれる。 |
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