|
|
伝承と伝統の民族文化遺産 |
|
|
祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿 |
|
|
|
|
深川神明宮 「例大祭」 平成18年8月 (3年毎) |
|
|
|
深川神明宮の例大祭は3年に一度の本祭りです。
慶長元年(1596)新田開拓した深川八郎右衛門が地の守護神として祀ったのが神明宮の起源で
徳川家康が江戸に入府して八郎右衛門の姓「深川」を地名にと命じた深川発祥の由縁です。
神幸祭宮神輿巡行は8月12日(土曜)8時〜 町神輿連合渡御は13日(日曜)8時〜
東京都江東区森下1-13-17。
|
宮神輿の巡行はさすが深川です。鳶頭の木遣りが先導そして鳳輦(ほうれん)を従えての巡行ですが
この宮神輿は昭和9年の建造で台座は四尺四方の大神輿で大変珍しい黒 色段葺き屋根で
担ぎ棒は白木のヒノキで御鳳輦は昭和15年に再建されている。 |
|
|
|
|
|
|
宮神輿が氏子達と新大橋通りを渡御 |
先導役達がまがれ曲がれ!と担ぎ手に |
ここが見せ場だと氏子町内の神酒所へ |
わっしょい!ワッショイの掛け声と魂振りを繰り返しながらの巡行です。
傾きや横ブレも無く見事な担ぎ手達は氏子町会「新大橋3丁目」
宮神輿は大変貴重な神輿ゆえ決して水かけは御法度です。 |
|
|
|
|
さーせさーせで見事息の合った差し上げ |
まーせまーせで差し上げたまま180度廻す |
差し上げ廻しでブレもせず一回転です |
この息の合った差し上げさすが氏子「宮元」の担ぎ手達です。
宮元の名に恥じぬ担ぎ方をと例大祭の前に氏子町内で猛特訓があったのでしょう。
時代変われども伝統のわっしょい担ぎの継承を氏子の情熱で是非とも絶やすなと願うのみです。 |
|
|
|
|
|
霧雨?町神輿「宮元」 |
出立「新大橋1丁目」の後方は霞む |
「新大橋2丁目」まだ足らぬとぶっ掛け |
豪快な水掛を受ける「新大橋3丁目」 |
深川の祭りといえば真夏の炎天下沿道から神輿めがけての水をかける「水かけ祭り」
深川神明宮は3年に一度の本祭りで氏子12ヶ町の町神輿が勢揃いです。
水かけは何時ごろかは定かではないが炎天下「力水」
だけでは担ぎ手が持たぬと体力保持のため、そして神輿を清めるためのようです。
神輿の後始末が大変ですが。 |
|
|
|
|
宮元・森下一丁目神輿 昭和12年建造 梨地塗の屋根 |
一番・高森神輿 昭和55年建造 梨地塗り波風型屋根 |
二番・森下二丁目神輿 建造年不明 金梨地塗屋根 |
|
|
|
三番・森下三丁目神輿 昭和15年建造 段葺き屋根 |
五番・森下四丁目神輿 昭和初期の建造 段葺き屋根 |
六番・森下五丁目神輿 昭和30年建造 段葺き屋根 |
|
|
|
七番・千歳三丁目神輿 昭和32年建造 梨地塗り波風型 |
八番・新大橋一丁目神輿 平成3年建造 段葺き屋根 |
十番・常盤一丁目神輿 昭和50年建造 金板張り屋根 |
|
|
|
十一番・常盤二丁目神輿 昭和32年建造 黒漆塗り波風型 |
十二番・新大橋二丁目神輿 平成元年建造 段葺き屋根 |
十三番・新大橋三丁目神輿 昭和11年建造 梨地塗り三つ巴紋 |
深川神明宮の町内神輿12基の担ぎ棒は全て宮神輿と同じ白木のひのきです。
沿道から担ぎ手めがけて豪快に水がかけられる様はまさに真夏の祭典です。 |
|
|