歴史の 浪漫街道  明治神宮外苑・甲州街道の何処までも凛として繋がる黄葉のイチョウ並木, これぞ晩秋の黄葉
古木名木達の歴史的遺産



イチョウの名木達/黄葉のイチョウ並木T


  ityou-8-.jpg(3135 byte)   八王子甲州街道

黄葉し始めた八王子市内に続くイチョウ並木。05.10.31.
黄葉し始める。撮影・05.10.31.
甲州街道多摩御陵入口付近の並木。05.11.24. 高尾駅まで続く黄葉のイチョウ並木。05.11.24.
甲州街道04.11.09
多摩御陵の昭和天皇塚04.11.09
撮影・04.11.09.

10月末にはもう色ずきました。延々と続く国道20号線八王子甲州街道の黄葉のイチョウ並木。 八王子市の木です。 並木は追分交差点から高尾駅までの4KMに773本を多摩御陵造営を機に昭和2年(1927)に植樹された。 写真中央は甲州街道のイチョウ並木の多摩御陵入口付近。樹齢約80年。撮影・05.11.24.

多摩御陵(武蔵陵墓地)  大正15年(1926)に崩御された大正天皇陵墓として造営されました。 昭和26年(1951)崩御された貞明皇后の陵墓と併せ 昭和64年(1989)に崩御された昭和天皇の陵墓が平成2年(1990)1月に増設されました。  

    明治神宮外苑



明治神宮外苑の4並列のイチョウ並木の総本数は146本。大正12年(1923)開設から長年にわたる 樹勢管理(距離感を強調する遠近法効果を目指して青山側は樹高24m、御苑側は樹高21mの剪定) や手入れで空襲に遭いながらも植樹以降一本も枯れずに樹姿端正な景観です。樹齢は約100年。撮影・04.12.02.

明治41年(1908)新宿御苑在来木から苗木を育て 大正12年に直路4条の並木と途中西折の女子学習院正門(現秩父宮ラクビー場)に至る2条の並木を 造園するために移植された。  

  ityou-8-.jpg(3135 byte)   丸の内行幸通り

ここの黄葉は早いのです。日比谷公園は今だ青々しいのに。東京駅丸の内口の行幸通りのイチョウ並木。 この丸の内付近は大正12年(1923)の関東大震災の後に整備されており、 その時の植樹であればこのイチョウ達は樹齢80年以上である。撮影・05.11.13. 行幸通りから東京駅を遠望する。05.11.13. 枝ぶり見事な行幸通りの側道並木。05.11.13.
丸の内並木から東京駅遠望。04.11.25.
丸の内イチョウ並木。04.11.25.
昨年撮影04.11.25.

東京駅から皇居に向かい真っ直ぐに延びた約七十メートル幅の道路で、イチョウ並木に挟まれた内側の道路は、 皇室の公式行事や外国大使の信任状捧呈の車列の通行に使われるためその名が付いた。 このイチョウ並木は基本的に無剪定で自然樹形です。  

  ityou-8-.jpg(3135 byte)   東京大学安田講堂通り

東大総合図書館前のイチョウ並木。05.11.25. 東大総合図書館に向かう建物両脇沿いに150mのイチョウ並木 撮影・05.11.25. 東大安田講堂前のイチョウ並木。05.11.25. 東大安田講堂前の200mのイチョウ並木です。雄株雌株が入り混じり両脇に建物が迫っていますが 樹勢よく凛として上空に伸びている。東大の開校は明治10年(1877)でありその時期にこのイチョウ並木は 植樹されたと思われ樹齢は約130年前後でしょう。 東京都文京区本郷7丁目3。撮影・05.11.25.


  ityou-8-.jpg(3135 byte)   国会議事堂通り

国会議事堂前のイチョウ並木。
中央分離帯で取材準備中のニュース会社のカメラ設置と同時に確認する警察警備員の敏速さは場所柄でしょうか。 国会議事堂の竣工と同時のイチョウ植樹であれば樹齢は約70年。 千代田区永田町1丁目。 撮影・05.12.03.
  国会議事堂前の車道側イチョウ並木。05.12.03. 同じ並木の歩道の北側です。なぜ色鮮やかな黄葉なのでしょうか。
	 05.12.03.
色ずき始めた国会議事堂前のイチョウ並木。05.11.25.
国会議事堂前のイチョウ並木。05.11.25.
撮影・05.11.25.

国会議事堂の竣工は昭和11年(1936)。 側道含めて8車線の道路を挟み両側に全長200mのイチョウ並木です。  

  ityou-8-.jpg(3135 byte)   靖国神社参道

靖国神社やっと色ずく。05.11.25.
色ずき始めた靖国神社。05.11.25.
撮影・05.11.25.
靖国神社第一鳥居前の大村益次郎銅像。05.12.07. 靖国神社のイチョウ並木。05.12.07.   靖国神社のイチョウ並木。 石畳の参道の第一鳥居から第二鳥居までの250mにおよぶイチョウの並木です。 創建時の植樹であれば樹齢は約140年。 第一鳥居大村益次郎の銅像に向けて撮影。千代田区九段北3丁目。撮影・05.12.07.

靖国神社。  明治2年(1869)創建で明治維新以降国内外での戦役・事変で殉じた2467千人を祀る。
大村益次郎。  長州山口の人(1824〜1869) 長州藩や政府軍で軍事に秀でて頭角を現し明治政府の軍制を洋式にする。反対派の襲撃に遭い明治2年死去。 靖国神社の創建者で明治26年にわが国初の西洋式銅像が建てられる。
 

  ityou-8-.jpg(3135 byte)   日比谷公園遊歩道

日比谷公園霞ヶ関入口への遊歩道の銀杏並木。この並木はまだまだ若木であるが色鮮やかです。 この並木の公園事務所前には開園時の明治36年に植えられた並木があり都内最古の並木です。 公園内には多くの大イチョウが点在して夫々の遊歩道を秋の色に染めている。 右側は公園内野外大音楽堂前の大イチョウです。 千代田区日比谷公園1-2。撮影・05.12.03. 日比谷公園霞ヶ関入口への遊歩道。05.12.03. 日比谷野外大音楽堂前の大イチョウ。05.12.03.

  ityou-8-.jpg(3135 byte)   目黒駒場東大

駒場東大の500mのイチョウ並木。05.11.18. 駒場東大の構内。05.11.18. 駒場東大のイチョウ並木。イチョウ並木は500mに及ぶ。駒場東大の櫻は有名であるが 戦災で駒場東大の施設の大半が焼失される。 桜は戦後植樹されておりイチョウ並木も同時に植樹されたと考えれば樹齢は約60年と思われる。 東京都目黒区駒場4丁目3。撮影・05.11.18.



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国土交通省の5年ごとの街路樹調査ではイチョウは全国で約62万本。 さくらやケヤキを抑えて1位の座を占め続けている。 イチョウは燃えにくく、害虫に強く、倒れにくい。街路樹として非常に優秀なのです。


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