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古木名木達の歴史的遺産 |
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さくらの名木達 / 小彼岸桜・関山・里桜・山桜 |
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小彼岸桜 |
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多摩吉祥院の小彼岸桜。花は小輪、一重咲きで淡紅色。
江戸彼岸と豆桜の雑種と推定され、花着きがよく幹は大きくならないため小庭園向きの桜である。
撮影・07.04.07. |
多摩吉祥院の満開になった2本の小彼岸桜。
この吉祥院には天然記念物の樹齢600年の枝垂桜があったが残念ながら
昭和39年の台風に遭遇して枯れてしまい今はその子孫がその証しの石碑の横に1本ある。
東京都多摩市豊ヶ丘1丁目61。撮影・06.03.31. |
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遅咲きの桜達。ソメイヨシノの後追い桜達の関山・里桜・山桜が追いかけて咲くのです。 |
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関山 |
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白無垢の透き通るような花弁 |
八重十重に重なって |
たわわに咲き誇る関山 |
カンザン サトザクラ系統で大輪八重で花弁はピンク色。
八重桜の代表的な桜で雌しべが二本あり葉のような形をしている。
遅咲きの桜ですが優雅にそして枝一杯にたわわに咲く。
八王子市南大沢4丁目遊歩道。撮影・07.04.10.上段は07.04.12.
取付け名称表示板は江戸彼岸と誤っている。 |
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関山。
普賢象と同じく、古くから知られた里桜の代表的な品種です。
花は大形の八重咲き、色は濃紅色であでやかな美しさがあります。
このあでやかさが外国でも好まれ、アメリカ、イギリス、オ−ストラリアなど海外にも広く植えられています。
樹勢は強健で成長も早く大木(9〜13m)となります。
枝が上向するので中庭園にも向きますが、大庭園や公園などの植栽に最も適しています。
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里桜 |
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07.04.19.遅咲き里桜もやっと満開です |
里桜のこの力強い枝振りと枝先の花王 |
里桜の花は八重十重以上の花弁です |
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サトサクラ独特の枝張りです。あたかも熊手のように天に小枝を伸ばし花はその先に咲くのです。 |
サトサクラ 小枝は太く上向きに熊手のように伸びて紅紫色の葉が先に広げてその後に花弁が開く
遅咲きの桜ですが優雅にそして花弁は淡紅色の大輪の八重です。
いまだ二分咲きです。 八王子市南大沢4丁目遊歩道。撮影・07.04.10.下段は07.04.12. |
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はぐれ里桜は5分咲きでも並木は咲き始め |
この可憐さ優美さはさすが里桜です |
八重に織りなす優雅さ・これぞ自然美です |
里桜。山桜に対し人が里で交配による改造を行ったり、変異によって生まれた園芸品種の総称のことです。
大島桜を改良したオオシマザクラ系のものが多く、代表品種は関山、普賢象、楊貴妃、一葉などです。 |
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山桜 |
ヤマザクラ
我が国の桜の中で最も代表的な種類で、古くから詩や歌に詠まれ親しまれてきました。
葉も花弁も同時に広げて、ともに紅紫です。
額も花芯も淡紅色なので桜の木全体が紅紫です。
日本の南半分に広く分布する野生種です。 町田市小山ヶ丘2丁目尾根緑道。撮影・07.04.10. |
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左が山桜で右が緑山桜 |
花弁は白色ですが花芯は淡紅色です |
山桜。 山に咲いているから山桜なのではなく、ヤマザクラという日本に自生している野生種です。
別名シロヤマザクラとも呼ばれ、主に本州中部以南に自生しております。
花は白色か淡紅色で、ときには香気の強いものもあります。清楚で一つの花だけをみると、それほど目立ちませんが、
開花と同時に出る若葉が紅・褐・黄・緑と木によっていろいろあり、
葉の色と花の色との調和が美しく最高の気品があります。
染井吉野のように全国一律と違って色調が織りなす桜模様は山桜ならではです。
平安時代から山桜の名所は中千本・上千本・奥千本の奈良吉野山です。 |
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緑山桜 |
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ミドリヤマザクラ 葉が先に開き後から可憐な白い一重の花が咲く。
自生の山桜であるが紅紫色素が少ないため緑色である。
初々しく可憐で野生美あふれる山桜です。 町田市小山ヶ丘2丁目尾根緑道。撮影・07.04.10.
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左が緑山桜で右が山桜 |
花弁は白色ですが花芯は緑色です |
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