歴史の 浪漫街道 さくらの名木達  遅咲き桜たちの八重紅大島・そしてその名も魅惑的な普賢象と楊貴妃
名木古木達の歴史的遺産


さくらの名木達 / 遅咲き桜


  top-kawaza3-.jpg(1150 byte)   八重紅大島 (ヤエベニオオシマ)

散り始めの八重紅大島。09.04.13. 花弁の色が変わる八重紅大島。09.04.13.   遅咲きの八重紅大島桜
大島桜の花弁が淡い紅色になり、重弁化したものです。
開花初期は淡紅色だが、やがて脈があらわれ、ピークを過ぎるとかなり赤くなる。 撮影:09.04.13.
尾根緑道常盤3230。
ピーク過ぎたのか花びら散りだす 淡紅色から紅色に

八重紅大島桜は大島桜とサトザクラの、自然交配によって生まれた雑種と推定される。  

東京都町田市尾根緑道。
この緑道は多摩丘陵と相模原台地の際の尾根づたいに東西に延びた緑道で、 かつて第二次世界大戦の末期に相模原の陸軍の軍需工場で作られた戦車のテスト走行用の道路で、 「戦車道路」と呼ばれていた。 町田市が国から借り受けて、緑道として整備をしている。 緑道にあった説明板の一つには、昭和59年(1984)の整備事業として全長20キロのうちの約1.5キロを整備したとある。 別の平成5年(1993)の説明板には、全長8キロを整備とある。今後も20キロ全線緑道化の予定とか。
 

  top-kawaza3-.jpg(1150 byte)   普賢象 (フゲンゾウ)


普賢象 室町時代から知られている、 最も古い里桜の代表的な品種で、一名「普賢堂」ともいいます。
普賢象の名は、花の中心部にある二枚の緑色の葉(雌しべが葉化したもの)が外側に曲がり、 雌しべが普賢菩薩の乗っている象の鼻に似ているのでこの名がついた。 花は大形の美しい八重咲き、淡紅色からのちに白色に近くなる。
尾根緑道常盤3230。撮影:09.04.13.
 

柄が長く花が垂れる上品な桜で、今日でも多く植えられております。 樹勢は強健で大木(8〜15m)になるので、公園または並木に適します。  

  top-kawaza3-.jpg(1150 byte)   楊貴妃 (ヨウキヒ)


楊貴妃 
蕾は球形で紅色、花は密に着生。 樹形は盃状。4月下旬開花。花は淡紅色で中心ではやや白い。 中国の代表的美人である楊貴妃を連想して名付けられた。
尾根緑道常盤3230。撮影:09.04.13.
  花びらが透けるような楊貴妃。09.04.13.

楊貴妃(ようきひ)719年(開元7年)〜756年7月15日(至徳元載(元年)6月16日)は中国唐代の皇妃。
姓は楊、名は玉環。貴妃は皇妃としての順位を表す称号。玄宗皇帝の寵姫。 玄宗皇帝が寵愛しすぎたために安史の乱を引き起こしたと言われたため、傾国の美女と呼ばれる。
古代中国四大美女(楊貴妃・西施・王昭君・貂蝉)の一人とされる。現代でも世界三大美女の一人とされている。 (クレオパトラと楊貴妃に、ヘレネ(日本では小野小町)が加わる)。実際は太っていた説もある。
 

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