歴史の浪漫街道/さくらの名木達・優美な一本桜

古木名木達の歴史的遺産

さくらの名木達/屹立の一本桜

あきる野　光厳寺

光厳寺の老木やまざくらが通年どおり都内から２週間遅れでやっと咲き始めです。頑張れ老木桜。撮影・06.04.09.

光厳寺のヤマザクラ。幹周り5.3ｍ樹齢400年の古木でありながら無傷のヤマザクラで東京都内の3大巨木の1つと言われている。臨済宗光厳寺は建武年間（1334～1338）創建の古刹です。東京都あきる野市戸倉328。撮影・06.04.09.

町田大戸　浅間神社

浅間さんのソメイヨシノ。
里山の杉林に包まれた中腹にただ一本のみが毅然と自己主張している桜。町田街道大戸交差点から遠望できる孤高の大一本桜で樹齢200年以上のソメイヨシノが自然のまま育っている。小さな祠の浅間神社は在郷5軒で維持されている。東京都町田市相原町大戸。撮影・06.04.04.

八王子　広園寺

広園寺のヤマザクラ。
鬱蒼とした樹木の広い境内にただ一本伸びやかに枝を広げている。樹齢は200年を越すのではと思われる。
八王子市山田町1577。撮影・06.04.04.

町田　相原　中村佰年桜

相原中村の佰年桜。
JR横浜線の相原駅北側の中村佰年桜は、道路拡幅工事に中村町内会の百年桜を守る会の働きかけで伐採を免れる。幹には愛情こもる手つくりの看板が付けられている。
東京都町田市相原町中村。撮影・06.04.04.

町田　小野路　札次神社

小野路の野津田の染井吉野。車道を覆うように伸びやかに枝を張っている。
町田市小野路町向坂
撮影・06.04.03.

多摩境の札次神社境内のヤマザクラ。町田市の名木百選です。町田市小山町2554。
撮影・06.04.04.

尾根緑道　小山内裏公園

公園西側の小山内裏南口

公園中央の九反甫入口

公園東側の南大沢南口

多摩丘陵地帯の尾根緑道沿いの一本桜たち。樹齢約100年近い古木達ですが皆養成の剪定が施されており幹は根元だけが太いのです。頑張れ！老木たちよ。撮影・06.04.06.

尾根緑道。（戦車道路）　　旧相模陸軍造兵廠（現米軍相模原補給廠）が製造した戦車の走行テストと操縦訓練用に町田市と八王子市の境界を走る丘陵地に東西8kmの道路が造られた戦争遺産であったが富士山や丹沢の山々が一望できるため多摩ニュータウンの開発時に尾根緑道として整備された。

八王子　大光寺

大光寺境内中央の染井吉野

京王高尾駅よりの染井吉野

大光寺山門脇の染井吉野

高尾大光寺の染井吉野。枝垂桜も有名です。京王線高尾駅から見下ろせるためライトアップされている。境内の3本はそれぞれに咲く時期がちがうのです。八王子市初沢町1352。撮影・06.03.30.と06.04.04.

八王子　別所やまざくら公園

別所の古木やまざくら。老木のためか根元は保護のため植木で囲まれ、幹は樹皮再生の処置を施されて現在養成中であるが全力を振り絞って1つの幹からやっと一枝に花を咲かせている。頑張れ老木よ！八王子市別所1丁目やまざくら公園内。撮影・06.04.08.

別所のやまざくら。枝ぶりや樹勢が豊かな桜です。現役時代いつも通勤電車からみていた気になる一本桜でした。八王子市別所1丁目やまざくら公園内。撮影・06.04.08.

八王子　別所長池公園　　お花見が危ない！


里桜のように熊手立ち上げる枝振り	今年も満開の大島桜系の山桜ですが	花びらではなく花柄から舞い落ちた桜たち

最近桜吹雪の花びらではなくて、雄しべ雌しべそして花びらそれに花托や萼片をつけたまま、花びらに混じり花柄から千切れ落ちている桜が散見されます。　（上記写真は’09.04.09.）
寒桜にメジロが蜜を啄ばむ光景はよく見かけるが、染井吉野などの花柄をついばみ、花蜜を吸うことを習得した雀がいるのです。（日本野鳥の会の説明）　まだごく一部の雀のようだが、仮にゴマンといる日本の雀の全羽が習得すると、庶民が江戸時代から行ってきた桜のお花見は出来なくなるかも。