多摩丘陵: 西は高尾山東麓から、南は円海山緑地、東は多摩川付近までにかけて広がる丘陵。 武相丘陵と呼ぶ人もいる。
東京都八王子市から日野市、多摩市、稲城市、町田市、神奈川県川崎市、横浜市にわたり、面積は約300Km2。
東側は多摩川低地を挟んで武蔵野台地に、西側は境川を挟んで相模原台地に接する。最も高い場所は標高220m。
縄文時代の遺跡が多くあり、古くから周辺の広葉樹林から木の実やきのこを採取するなど人々の営みと共にあったことが窺える。
弥生時代以降は、周辺の里山から堆肥を取り、谷戸(谷地ともいう)と呼ばれる小河川の流域で稲作や畑作を行う生活が、
ニュータウンの開発が行われだした昭和中期まで続けられた。 |
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