ウワミズザクラ(上溝桜、Padus grayana)は、バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木。
杏仁子(あんにんご)ともよび、新潟県を中心に香りのよい花や実を食用とする。
イヌザクラ(犬桜)に似ていますが,遙かにきれいです。
長さ 6 〜 8 センチの総状花序を出し白い 5 弁のちいさな花をたくさんつけます。総状花序の下に葉がついています。
八王子市都立小山内裏公園。撮影:09.04.19.
分布:各地の山野に自生。 樹高:約10〜15m。 樹皮:紫褐色。
枝 :小枝の多くは落葉後に落ちる。
葉 :長さ6〜9cm、幅3〜5cmで楕円形で先が急に細くなり、縁には鋸歯がある。。
花 :4月頃、白い5弁の小花を長さ10cmの穂に多数総状につける。
果実:長さ1cmの核果が黒熟。
利用:若い花穂と未熟の実を塩漬にし食用とする。熟した実は、香りに優れた果実酒になる。
昔昔この材の上に溝を彫り亀甲を焼いて吉凶の占いに使った。ウワミゾザクラが訛ってこの名がついた。
古名:ははか。(名の由来は不明) |
|