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シニアライフのウオーク |
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てくてく多摩ウオーク 冬の花々 1月 |
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1月 アスパラ菜 (=オータムポエム) |
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アブラナ科の交配種で「オータムポエム(秋の詩)」というエレガントな品種名。
中国原産で寒空に春を思わす可憐な花が咲く。
食用植物で生で食べても青みや筋がなく、甘味があってサラダにもできる。くせがなく歯切れもよい。
茹でておひたしにするほか、マヨネーズで食べるとアスパラガス(ユリ科)に似た味わいがあることから
また中国名では分かりずらいため、アスパラ菜と呼ばれています。
植物繊維を多く含み、有色野菜としてビタミンA・C、鉄分などを多く含み栄養的に優れている。
春まき、秋まきがあり多くの仲間の菜がある。
長池公園田んぼ園 '10.12.27. |
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アスパラ菜の代表的なサイシン「菜心」は「白菜心、菜苔」ともよばれ原産地は華中から華南。
コウサイタイ「紅菜苔」は和名は紅菜花(ベニナバナ)
加熱すると赤色が緑に変わる。原産地は、揚子江中流の武漢・武昌。 |
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1月 金柾 (キンマサキ) |
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ニシキギ科ニシキギ属。原産地: 日本〜中国の常緑低木。
寒風の中で目にも青々とし映る。葉は長楕円形で対生、切れ込みは無い。
厚い角質の光沢ある緑色ですが、葉の中央に黄色の斑がはいる金マサキ。
高さは2〜3mになります。
潮風害や大気汚染に強く刈り込みにも強いので、生垣などに広く利用されます。
類似にマサキ、オウゴンマサキ。
生長が非常に早いので年に2〜3回刈り込みを行って樹形を整える。
開花期: 6〜7月 。ベリコリーヌ5丁目遊歩道。
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右側は銀柾(ギンマサキ)。白い縁の銀マサキ、
マサキに白い斑(ふ)が入っていることから、
「銀色のマサキ」でギンマサキになったといわれています。
花が咲く時期は6〜7月。マサキの園芸品種です。 |
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1月 紅梅 (コウバイ) |
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バラ科サクラ属。
梅は中国原産。奈良時代の遣隋使か遣唐使が中国から持ち帰る。
果肉は疲労回復や、ものの腐敗を防ぎ、咳止め効果のあるウバイ(烏梅)漢方薬の生薬となります。
幹がゴツゴツしているのが梅の特徴ですが、花を見ただけでは桜などと区別がつきにくい。
江戸時代には、各藩が非常食として梅干を作ることを奨励したため、
梅林が全国で見られるようになった。
観梅の名所は、関東では水戸の偕楽園や熱海梅園、関西では吉野梅郷で、
梅干しは紀州和歌山産が有名。
東京都立大学日向梅園。'10.01.31. |
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雌しべは一本だが雄しべは50本前後あるとか。
紅梅が北風の寒風の中で温かき新春の到来を告げているようですね。
撮影 '11.01.07. |
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1月 霜柱の華 (シモバシラ) |
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霜柱の結晶 まさしく自然が創りだす激寒の華です。
地中の温度が0℃以上かつ地表の温度が0℃以下のときに、
地中の水分が毛細管現象によって地表にしみ出し、柱状に凍結したものである。
厳冬期にしか見られない現象です。
霜柱は頭に土粒子を載せているのに特徴があり、温度、土質、水分条件によって大きさや成長速度が異なり、
固まった土では土が持ち上がりにくいため霜柱は起こりにくく、耕された畑の土などで起こりやすい。
「麦踏み」とは春先に麦の芽を足で踏む作業で、霜柱によって浮き上がった土を押さえ、根張りをよくするためです。
尾根緑道。'11.01.13.
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激寒の地中の華、霜柱です。頭部は土粒子を載せているため霜柱は直接は見ずらいが、
成長していれば地表が盛り上がる。 |
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1月 蛇の目エリカ (ジャノメエリカ) |
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ジャノメエリカはツツジ科エリカ属、南アフリカ原産の常緑低木。大型は高さ2mになる。
針葉樹のような繊細な葉、枝はよく分枝して小枝の先に小さな鐘形、
桃色から薄紫色の まんなかに黒い目玉のような模様の花を咲かせ、株全体に多数の花をつける。
花期は11月頃から翌年4月頃ですが、ほぼ周年咲きに近い。
この黒い目玉の部分(雄しべの葯)を 「蛇」の「目」に見立てた名前なのです。
11月に掲載のエリカ・オアテシイ (別名ウインター・ファイアー)もエリカの仲間。
エリカ属は700種、夏咲きと冬咲きがあるが大半が冬咲きです。 |
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ジャノメエリカの花は釣鐘状で下にぶら下る。花小さくズームしてやっと蛇の目が識別できる。
突き出た雌しべを雄しべが包む。ベルコリーヌ5丁目内裏谷戸歩道。'11.01.06. |
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1月 椿 侘助 (ツバキ・ワビスケ) |
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ツバキ科ツバキ属の植物で、日本には2000以上の品種がある。母体はヤブツバキ。
花期は冬から春にかけて一重と八重が咲く。
日本では古くから好まれて奈良天平時代には古文書に椿の表記があり、
第五代将軍の徳川綱吉の天和元年には初めて椿園芸品種の解説書が出版された。
種子から採れる椿油は頭髪用などに利用され、椿の灰は紫染めの媒染に使われる。
和名の「つばき」は、厚葉樹(あつばき)、または艶葉樹(つやばき)が訛った物とされている。
花は花弁が個々に散るのではなく、花弁が基部でつながっていて萼を残して丸ごと落ちる。
南大沢四季が丘庭木。 |
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筒咲きの純白の早咲きで、椿特有のガクを枝に残して、花弁が丸ごと散っている。
早咲き、猪口咲き、小輪、一重、花粉なしから侘助(ワビスケ)でしょう。
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椿と山茶花の区別について。 (寒椿はサザンカと同じ仲間で区別が付きにくい)
椿は常緑の低木で横に広がる。・・・・・山茶花、常緑の高木で上へ5〜6mになる
椿は葉につやがあり厚く縁に鋸状がない・・・山茶花、厚みがなく縁が鋸歯
椿は早春に咲き筒咲き・・・・・・・・・・・山茶花は晩秋に咲き平咲き
椿は雄しべが、筒状になる・・・・・・・・山茶花、花びらに沿って開いている
椿は花が丸ごと落ちる・・・・・・・・・・・山茶花、花びらを散らしながら散る |
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1月 菜の花 (ナノハナ) |
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アブラナまたはセイヨウアブラナの別名で、食用、観賞用、修景用に用いられる。
原種は西アジアから北ヨーロッパの大麦畑に生えていた雑草で、日本では弥生時代から食され、
植物油に栽培されたのは江戸期から。
野菜(菜っ葉)の花という意味から「菜の花」になった。
以前は菜種油(食用油、かっては灯火にも使用)採取用のアブラナ畑が日本各地にあって、
菜の花畑は壮観で、身近で代表的な春の風物詩でもあった。
春雨前線が停滞する頃の菜種梅雨や、春先によくみられるかすみの掛かった月、
おぼろ月を菜種月などと呼んだ。
南大沢3丁目遊歩道。'11.01.25. |
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1月 白梅 (ハクバイ) |
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バラ科サクラ属の落葉高木。中国原産。
早春、葉より早く若枝に、五弁または八弁の香りの良い白または紅、
ピンクの小花を多数咲かせる。
日本の品種は300種、分類は野梅系、紅梅系、豊後系がある。
黄色に色付いた梅雨の頃に収穫した白梅の実が梅干しとなり、また梅酒の材料となる。
紅梅は食べる部分なく梅干にはしない。
奈良時代お花見は梅。「万葉集」の頃は白梅が、平安時代には紅梅がもてはやされた。
実を結ぶ時期は、「桃 栗 3年、柿8年、梅は酸い酸い13年、柚子は大馬鹿18年、林檎ニコニコ25年」。
南大沢3丁目遊歩道。'10.01.22. |
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別名に好文木(こうぶんぼく)、春告草(はるつげぐさ)、木の花(このはな)、初名草(はつなぐさ)、
香散見草(かざみぐさ)、風待草(かぜまちぐさ)、匂草(においぐさ)などがある。
撮影 '11.01.05. |
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寒空に清楚さ香る八重の白梅 南大沢中正門脇 撮影 '11.02.14. |
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1月 パンジー (三色スミレ・ビオラ) |
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パンジーはスミレ科スミレ属の園芸植物の1種。欧州原産。
スミレもしくは三色スミレから分化したものと考えられる。
小型のパンジーをビオラ(容易に交配でき明確な区別はない)という。秋蒔きの一年草で非常に丈夫な植物で、
日当たりよいとよく生長する。開花期は秋から春と長い。
また交配が進み、黄金色、オレンジ色、紫色、スミレ色、黒(濃青による)など多彩な色彩をもっている。
パンジーはわずかに重なった2枚の上側の花弁、2枚の脇の花弁、
及び切れ込みを持つ1枚の下側の花弁の5枚の花弁からなる。
パンジーは日本に文久2年 (1862) にイギリスから渡来した。 |
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花が人間の顔に似て、8月には深く思索にふけるかのように前に傾くところからフランス語の「思想」
を意味する単語パンセ(pensee)にちなんでパンジーと名づけられた。
南大沢3丁目遊歩道。'11.01.06. |
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1月 芙蓉酢漿草 (フヨウカタバミ) |
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カタバミ科オキザリス属。アフリカ原産の帰化植物で園芸用として渡来したが、野生化したものも多い。
開花時期は11月〜3月で直径3cmほどの花を咲かせ、花色は 白、赤、ピンク、黄、オレンジ、紫等がある。
雌しべがある中心は黄色に染まる。天気の良い昼前後にしか開花しない。
葉の形は「白詰草(クローバー)」に似ている。
名前のフヨウは芙蓉(アオイ科フヨウ属)の花に似ていることから付けられた。
カタバミ(片喰、酢漿草と表記する)はカタバミ科の植物で多年草。
ベルコリーヌ遊歩道。'11.01.19. |
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カタバミ:マメ科と同じように就眠運動をする。がく片と花弁は5枚。
オキザリス:カタバミ属のうち球根植物をさし、半耐寒性の多年草です。 |
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1月 藪柑子 (ヤブコウジ) |
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ヤブコウジ科の常緑小低木。林内の木陰などに自生し、
冬に径5mmほどの赤い実をまばらに付け美しいので栽培もされる。別名、十両。
ほふく茎が長く這って伸び、先が20cmほど立ち上がって葉を輪生状につける。花は白か淡いピンク色で、
夏に葉の根元から伸びて下向きに咲く。果実は液果で冬に赤く熟す。日本のほか東アジア一帯に分布する。
白い果実ができる白実ヤブコウジや白玉コウジ、
葉に赤や白の斑が入るサンシキヤブコウジ、茎が半分這うように伸びるツルコウジなどの仲間がある。
万両、百両、十両は同じヤブコウジ科で千両はセンリョウ科です。 |
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冬に熟す果実が美しいので栽培され、特に名前がめでたいので千両などとともに正月の縁起物とされる。
なお百両の別名は唐橘(からたちばな) |
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1月 ユリオプスデージー |
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ユリオプスデージーはキク科ユリオプス属で南アフリカ原産。
花は咲く前は白い房に包まれている。銀白色の茎葉もきれいです。
あまり花の咲かない冬に暖かい黄色の一重の花を咲かせる常緑性の低木です。
開花期間は長く秋頃から5月頃まで花を咲かせます。
冬に花を咲かせる植物で比較的寒さに強く、平地や暖地では庭でも冬を越すことができます。
花の咲いていない時期でも銀緑色の葉が美しく寄せ植えのアクセントとしても利用される。
四季が丘石畳遊歩道。'11.01.05. |
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まさしくキク科の花弁です。
年月を経ていくと茎が茶色く木のようになってきます。
大株になると冬の耐寒性も増します。 |
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1月 蝋梅 (ロウバイ) |
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ロウバイ類は落葉低木。
名前に梅が付いてバラ科サクラ属と誤解されやすいが、
ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木で中国原産。香りも良いが、
ロウバイは蜜を持たないとされている。
日本には江戸時代初期に中国から渡来したとされる。
1月から2月にかけて黄色い花をつける。唐の国から来たこともあり唐梅とも呼ばれ、
中国名も蝋梅であったこと、蝋細工のような梅に似た花からの命名です。
ソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)、トウロウバイ(唐蝋梅)などの栽培品種がある。
別所2丁目長池公園南出入り口。'10.01.09. |
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ロウバイは雌性先熟花である。
蕾のとき雌しべは雄しべの中に囲まれているが,
大きくなるにつれて雄しべは開き雌しべが伸びてくる。 |
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ただ今ウオーク中 |
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