歴史の浪漫街道 祭りだ!神輿だ!祭り神輿。 富岡八幡宮の連合渡御は真夏の豪快な水掛けの深川八幡祭り
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! 祭り神輿


    富岡八幡宮 深川八幡祭り連合渡御 平成24年8月 (昨年の順延・3年毎)

木遣に先導され悠然と担がれ先駆けの深濱。'12.08.12.
永代橋から木遣に先導され先駆けの深濱が大漁旗と大軍団の担ぎ衆の掛け声と共に前進してくる

大扁額。'12.08.12. 参拝者の列。'12.08.12. 駒番表。'12.08.12.   深川八幡祭り
'12.08.11.(土曜) 神幸祭 鳳輦渡御
  8:00〜16:00
'12.08.12.(日曜) 町会連合渡御
鳥居前から出立つ
  7:30〜16:00
大鳥居に掲げられた大扁額 境内は溢れんばかりの参拝者 54基の駒番表

富岡八幡宮の例祭は8月15日を中心に行われ、 俗に「深川八幡祭り」とも呼ばれ、赤坂の日枝神社の山王祭、神田明神の神田祭とともに「江戸三大祭」の一つ。 3年に1度、八幡宮の鳳輦が渡御を行う年は本祭りと呼ばれ、 町会神輿54基が勢揃いして連合渡御する様は「深川八幡祭り」ならではのものです。
奥州平泉特別参加。平泉900年祭にて深川の神輿が参加したご縁で、 今回は世界遺産登録を祝してのご招待です。   東京都江東区富岡 1-20。
 

境内に建つ横綱碑。'12.08.12. 一之宮は台座5尺で重たく渡御出来ない。'12.08.12. 台座4尺5寸の二之宮。'12.08.12.
明治33年建立の横綱碑 異様な千貫神輿の一之宮 一之宮に替わり出御の二之宮

江戸時代の相撲興業は京都・大阪からはじまり、貞享元年(1684)幕府より春と秋の2場所の勧進相撲が許されて、 富岡が江戸勧進相撲発祥の地となる。
宮神輿の一之宮は台座5尺(151cm) 建造は平成3年、二之宮は平成9年建造で4尺5寸(136cm)、共に浅子周慶作です。 一之宮の重量は4.5トンと二之宮2.0トンの約倍以上の重さゆえ過去に一度だけ参道鳥居前で担がれた。
 

お神酒所にご挨拶にも水掛け。'12.08.12. 豪快な水掛け受ける牡丹壹。'12.08.12.
永代一丁目お神酒所にご挨拶の二番古石場二 佐賀町トラック水掛けを受ける三番牡丹壹

小鳥が大きい東洋一の神輿。'12.08.12.
大鳥小鳥が異様に大きい十五番の東洋一が先頭で永代橋から東洋町会の五基が連なってくる

新川一西神輿。'12.08.12. 佐賀町神輿。'12.08.12.
丸太横棒が太い二十番新川一西 差し上げで水掛け受ける二十九番佐賀町

富岡二神輿。'12.08.12. 永代一神輿。'12.08.12. 仲町一神輿。'12.08.12.
駒番三十番の富岡二 駒番三十一番の永代一 駒番三十二番の仲町一

深川のお祭りは「ワッショイ、ワッシヨイ」の伝統的な掛け声と「水掛け祭」の別名通り、 沿道の観衆から担ぎ手に遠慮のない清めの水が浴びせられ、 佐賀町トラックからの豪快な水掛け、永代消防団の滝の様な放水、深川不動前の宮元のトラックからの水掛けが見所です。 担ぎ手と観衆が一体となって盛り上がる江戸の粋を今に伝えるお祭りです。  

各神輿とも豪快な水掛けに担ぎ手達はただ頭を垂れて防ぐ。'12.08.12.
駒札三十三番の福住への豪快な水掛けに担ぎ手達はただうつ伏せに受けるだけ

見事息合った差し上げの宮元に拍手喝采。'12.08.12. 三十五番は強烈な水掛けに花棒が差し切れず。'12.08.12.
駒番三十四番の宮元は見事な差し上げ 永代一南は強烈な水掛けに差し切れない

強烈な水掛けに三好一タジタジ。'12.08.12. 必死に差し上げる白河一。'12.08.12.
豪快な水掛けに怯む駒番三十七番の三好一 駒番四十番の白河一に廻れ廻れの掛け声

八幡宮大鳥居から7時半に出立つして約8キロの渡御路を、殿が大鳥居に到着するのが16時です。 その間、深川江戸資料館通りでの小休止と、新川での昼食で腹ごしらえをして、 見せ場である永代通りでの豪快な水掛けに備えたのです  

木場五の唐破風八棟神輿がお礼の差し上げ。'12.08.12.
門前仲町本部前で仲町2丁目の水掛けに五十四番の木場五の唐破風八棟神輿が差し上げお礼ご挨拶

豪快な水掛け受けながら進む殿の下木場。'12.08.12.
殿の駒番五十五の下木場が門前仲町1丁目の豪快な佐賀トラックの水掛けを受け八幡宮を目指す

特別参加の奥州平泉。'12.08.12.   (四部会)一番から深濱 古石場二 牡丹壹 琴平 古石場西 牡丹二三 越中島 古石場東。  (五部会)十番から豊洲 十一番 枝川。  (三部会)十二番から石嶌 千石一 扇ばし 東陽一 東陽二 東陽三 東陽四 東陽五。  (七部会)二十番から新川一西 新川霊一 新川一東 新川一南 新川越一  新川越二 箱崎 新川一北。
(一部会)二十八番から奥州平泉 仲町二 佐賀町 富岡二 永代一 仲町一 福住 宮元 永代二 永代二北。  (六部会)三十七番から三好一 三好二 三好三四 白河一 白河二 白河三  平野一 平野二 平野三 清澄二 清澄三。  (二部会)四十九番から深川一 深川二北 深川二南 冬木 中木場 木場五 下木場。 渡御順。
特別参加の奥州平泉

お江戸の祭りは煌びやかな山車が中心であったが、各町会が神輿を所有するようになったのは、 電線等の影響で山車が牽き出せなくなった明治以降のことで、 連合渡御については明治40年代より始まったといわれている。  


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