歴史の浪漫街道 お江戸の神輿 祭りだ!神輿だ! お江戸の伝統の神田祭りは粋で鯔背な町会の連合宮入
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿


     神田祭 町会神輿連合宮入 平成21年5月(隔年)

神田祭町会神輿宮入。  09.05.10. (日曜)9時〜18時。 9日(土曜)19時〜3基宮入。
◎ 連合宮入 外神田地区連合:12基。岩本町・東神田地区連合:7基。
     神田中央連合:5基。中神田13ヶ町連合:13基。神田駅東地区連合:4基。
     秋葉原東部地区連合:4基。
◎ 単基宮入:大手・丸の内将門塚保存会神輿。
     江戸神社奉賛会神輿(旧神田市場)他4基。
◎ 地区巡行 日本橋三の部:人形町8基。日本橋五の部:明治座前9基。
 

祭り衣装に身を固めた北乗物町町会の子。09.05.09.
町会巡行は子達が主役。高張提灯、金棒、獅子頭山車が神輿先導する北乗物町町会

  神輿連合宮入

宮入のため大鳥居潜り参道から隋神門へ。09.05.10.   天下祭の伝統を継承する誇り高き氏子達。 大鳥居を潜り、参道を駆け上がり、隋神門から御社殿前に進む。 神田祭は、50数基の町会神輿の連合宮入で最高潮となる。

宮入参拝する唯一の神田松枝町の人形山車の「羽衣」
かっては山車祭りであった江戸の天下祭を彷彿させる優雅な佇まいを見せます。
  神田松枝町の人形山車の「羽衣」。09.05.10. 加茂能人形山車が見送る。09.05.10.
からくりの芸を披露する 加茂能人形山車が羽衣を見送る

東神田豊島町は強烈な個性。09.05.10. 鳳凰と小鳥が異彩を放つ。09.05.10.。09.05.10. 東神田豊島町会神輿のブロンズ色の鳳凰と四隅の小鳥が強烈な個性を放っている。
台座3尺の浅子周慶作神輿です。
均整ある東神田豊島町会神輿 珍しいブロンズ色の鳳凰と小鳥

神田大和町会の手古舞。
昭和13年に浅草、宮本 重義により作られた神輿は、 台座2尺、唐破風屋根、金梨地塗り、二重勾欄神輿。屋根裏以下総白木造りで、塗り神輿に比べ、 大変に凝った彫刻を数多く施してる。 戦災も乗り越え神田でも数少ない貴重な神輿ながら、写真ゲットできず。
  神田大和町会の手古舞。09.05.10.

紅提灯と緑の半纏も鮮やかな神田松枝町会。09.05.10. 神田東紺町会。09.05.10. 大団扇が扇ぐ岩本町三丁目町会。09.05.10.
神田松枝町会 神田東紺町会 岩本町三丁目町会

社務所脇から宮入の岩本町一丁目町会。09.05.10. 神保町一丁目町会。09.05.10. 参道を登る神田猿楽町町会。09.05.10.
岩本町一丁目町会 神保町一丁目町会 神田猿楽町町会

駒札二番の司一町会。09.05.10. 駒番一番の内神田旭町町会。09.05.10. 駒番三番の内神田鎌倉町会。09.05.10.
駒札二番の司一町会 内神田旭町町会 内神田鎌倉町会

識別できるように駒札前後に附けた淡路町二丁目。09.05.10. 社務所脇から宮入の須田町北部町会。09.05.10. 駒札10番の多町二丁目町会。09.05.10.
駒札前後に附けた淡路町二丁目 須田町北部町会 多町二丁目町会

午前宮入が午後と大幅遅れの宮本町会。09.05.10. 一番遠くからの宮入の日本橋室町一丁目会。09.05.09. 須田町一丁目南部町会。09.05.10.
宮入り大幅に遅れた宮本町会 遠路からの日本橋室町一丁目町会 須田町一丁目南部町会

神田須田町二丁目町会。09.05.10. 佐久二平河町会。09.05.10. 佐久間町三丁目町会。09.05.10.
神田須田町二丁目町会 二行書き駒札の佐久二平河町会 佐久間町三丁目町会

東神田三丁目町会。09.05.10. 神田和泉町町会。09.10.05. 連合の殿は東日本橋三丁目橘。09.05.10.
東神田三丁目町会 神田和泉町町会 連合殿の東日本橋三丁目橘町会

珍しい入母屋屋根の鍛冶町一丁目。09.05.10. 千貫神輿とすれ違う鍛冶町一丁目。09.05.10.
入母屋屋根の鍛冶町一丁目町会 江戸神社の千貫神輿とのすれ違い

宮入り済ませお神酒所へ戻る鍛冶町一丁目町会と、 宮入のために神田明神下から坂を上りはじめた江戸神社の千貫神輿とが、 お互いに拍手歓声しあってのすれ違いです。
鍛冶町一丁目町会の神輿(宮惣建造)は氏子町会神輿で、 ただ一基の入母屋屋根の珍しい神輿です。
 

  華やかな女神輿

元祖女神輿の須田町中部町会。09.05.10. 妖艶な赤い軍団が鳥居下から宮入。09.05.10.   紅い軍団の元祖女神輿の須田町中部町会神輿の宮入です。 粋で鯔背な男衆担ぎ手の中で華やいだ女担ぎ手集団です。
黄色い掛け声で明神鳥居前へ 気合入れての須田町中部町会の宮入

須田町中部町会は「神田青物市場」発祥の地として有名です。 水運を利用して神田川沿いの河岸や鎌倉河岸から荷揚げされた青物が、 15,000坪(約4万9500u)におよぶ広大なこの青物市場で商われたのです。
この市場は、昭和3年には移転しました。
当町会の神輿は元祖女神輿です。 昭和52年より女性のみの女神輿を続けてきました。 女性ならではのきらびやかな神輿担ぎです。
 

神田明神下に入り込む。09.05.10. 獅子頭をはやしたてる。09.05.10.
千貫神輿の旧神田市場を先導 獅子頭神輿をはやしたてながら上りだす

旧神田市場獅子頭神輿
軟な男衆の担ぎ手には負けない、迫力あるこの手甲脚絆の出で立ち姿の女性軍団。 これぞお江戸の女子衆です。
旧神田市場の大神輿を先導する 女性陣による獅子頭神輿です。
  御仮屋に鎮座の獅子頭。09.05.09. 足並み揃えて鳥居下へ。09.05.10.

天野屋の天星睦。09.05.10. 堂々と宮入の殿を務めます。09.05.10.   女神輿の天星睦は毎回宮入の殿を務めます。
宮入のため湯島聖堂前交差点へ 宮入順番待ちの駐機の木を入れる

明神甘酒として天下に知られているのが、神田明神鳥居前で160年の老舗、『天野屋』です。 天野屋は弘化3年の創業で、濁酒の製造を始めた初代が後に、糀、甘酒、芝崎納豆、江戸味噌の製造も兼ねるようになる。
神輿は平成6年に新調、16代浅子周慶の作。小型の神輿ですが、宮入が一番最後なので夕刻でも栄えるように神輿にライトが仕込まれている。
 

  大手・丸の内将門塚保存会神輿

大手町にある将門首塚。ここが神田明神の発祥の地でもあります。 大手丸の内町会は、企業とその企業に勤めるビジネスマンに支えらています。 「入母屋造」で台輪3尺5寸の大神輿です。 威勢のよい宮入でした。   将門塚神輿追っかけるライブカメラや報道カメラ。09.05.10.

担ぎ手の気合も十分。09.05.10. 独特の入母屋造。09.05.10.   将門塚保存会神輿。
大手・丸の内の若手会社員中心の担ぎ手ですが、気合いでは負けていません。


  江戸神社奉賛会 (旧神田市場神輿)

獅子頭従えての鎮座。09.05.09. 秋葉原御仮屋に鎮座。09.05.09. 旧神田市場神輿の風格十分。09.05.09.
獅子頭が守護する 秋葉原御仮屋に鎮座する千貫神輿 御仮屋でデンと鎮座

神田明神下を九十度方向転換。09.05.10. 神輿乗り二人して担ぎ手鼓舞する。09.05.10.
神田明神下に入り込む 千貫神輿には難関の神田明神下を上りだす

千貫神輿ゆえ一気には上れず。09.05.10. 宮入へ休息です。09.05.10.
鳥居前手前で宮入順番待ち駐機の木が入る 宮入に備えての体力温存です

江戸神社奉賛会による旧神田市場の大神輿の宮入。 旧神田市場の大神輿が入り込むと境内はものすごい熱気に包まれる。 神田明神の手〆は1本がしきたりなのですが、旧神田市場は恒例の3本〆なのです。  


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