歴史の浪漫街道   お江戸の神輿 練馬氷川台の氷川神社 石神井川沿いの神社発祥の地のお浜井戸まで文化三年の古神輿の里帰り渡御
伝承と伝統の民族文化遺産

祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿


    練馬氷川台 氷川神社 平成27年4月 (3年毎)

神輿データ: 祭神: 須佐之男尊 台座: 2尺8寸 (85) 建造年度: 文化3年 (1806) 製作者:不明
特記: 江戸期の作で当時としては珍しい勾欄造りです。 3年毎のお浜井戸里帰り神輿渡御が有名
 

古神輿がお浜井戸へ里帰り渡御。'15.04.12.
白丁装束で宮神輿を担いでお浜井戸まで800mの里帰り渡御行列

簡素なPOP。'15.04.12. 宮神輿が拝殿から境内へ。'15.04.12. 氷川台氷川神社。通称「大氷川」
例大祭: 09.04.12. (日曜)
 お浜井戸里帰り渡御行列 14時から
 15時から 獅子舞と鶴の舞のご披露
 毎年4月と9月に祭事は行われるが、
 3年毎のお浜井戸里帰り渡御が有名

氷川台の町名はこの神社に由来する。
 東京都練馬区氷川台4-47-3。
簡素なPOP 拝殿から抱え下ろされる古神輿

氷川神社は長禄元年(1457)の創建。渋川義鏡が古河公方の足利成氏との戦の途上、下練馬で石神井川を渡ろうとした時、 淀みに泉を発見し武運長久を祈り祀った。神社はお浜井戸 (桜台6-32)に鎮座していたが、 文明9年(1477)に江古田原の戦いのために焼失。 江戸時代の延享年間(1744〜1748年)に現在地に移して再建された。  

拝殿から参道に。'15.04.12. 古神輿が鳥居下参道へ。'15.04.12.
拝殿から参道に降りる 鳥居下参道から夜店を掻き分け参道入口へ

神社入口で渡御列最後尾へ。'15.04.12.
参道の夜店を掻き分けて神社入口で渡御列最後尾に加わる

神輿渡御行列。'15.04.12.
氷川台の石神井川沿いのお浜井戸を目指す神輿渡御行列

御供道中歌が謳われ。'15.04.12.
宮立ち時は、「さかきばんや、まっか〜や〜なみの」 と神輿渡御行列の最後尾で厳かに御供道中歌が謳われる

宮宿保存会が「神輿渡御の御供道中歌」と お浜井戸での「鶴の舞」が披露される。
この行事は江戸時代から当地で行われており、練馬区無形民俗文化財である。 道中歌の歌詞は中世に歌われていた詞の系譜を引くと言われる。
 

幟を掲げて石神井川沿いを渡御。'15.04.12.
幟を掲げて石神井川沿いをお浜井戸目指し渡御

清めの獅子舞の奉納。'15.04.12. 無病息災繁栄願う鶴の舞のご披露。'15.04.12.
お浜井戸で清めの獅子舞の奉納 羽織袴の正装の氏子二人が冠かぶり鶴の舞のご披露

お浜井戸から神社から帰還の途へ。'15.04.12.
石神井川沿いの神社発祥の地のお浜井戸から祭事終えて鎌田橋を渡り戻りも御供道中歌が謳われる

石神井川(しゃくじいがわ):  小平市花小金井南町の地下水が湧き出す三宝寺池に源を発し、隅田川に合流する延長25.2kmの河川。 石神井川の名称は、石神井村を貫流する川だったために村の名前にちなんで呼ばれたと言われている。石神井村の名前は、村内に昔からあった「石神」 (石棒を神体として祭ったもの)に由来し、この「石神」は三宝寺池から出たとも、井を掘っていたら土中から出たとも伝えられる。  


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