歴史の浪漫街道  お江戸の神輿 小平神明宮末社の八雲祭は古式にのっとり烏帽子白丁姿での宮出しです
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿


     小平神明宮 八雲祭 平成21年4月 (毎年)

参道狭く宮出しは二天棒で担ぐ。09.04.29.
選抜精鋭氏子青年団の宮出しは二天棒で担ぐ烏帽子白丁姿の担ぎ手達

神輿宮出し後の静けき社殿。09.04.29. 毎年絵柄変わるポップ。09.04.29. 社頭の祭礼飾る献灯。09.04.29.
小平神明宮社殿 ポスターはズバリ宮神輿 境内前に飾られた万燈提灯奉納

小平神明宮の八雲祭。例大祭09.04.29.(祭日・毎年定日)
神輿渡御は  8時40分から  夕刻18時50分まで。小平市小川町1-2573

八雲祭(やぐもさい): 小平神明宮境内社の八雲神社例祭のことなのです。
昔小川の地域に伝染病が流行ったのを、人身救済の御神徳をおもちの八雲神社の神様 (武速須佐之雄命・たけはやすさのおのみこと)にお出ましいただき 鎮めようとしたことから始まったのです。
 

社殿前の花傘地口行灯。09.04.29. 参道脇の花傘地口行灯。09.04.29. 各家に取り付ける行灯。09.04.29.
社殿前の花傘地口行灯 参道脇の花傘地口行灯 屋敷門の地口行灯

五番組五睦万灯 一番組一睦万灯 三番組三睦万灯
五番組五睦万灯 一番組一睦万灯 三番組三睦万灯

萬灯行列は前夜祭(宵宮祭)の18時から2時間を、 幻想的な地口行灯に照らされた薄暗闇の中、 工夫お凝らした九基の萬燈が神社に集まるのです。
万灯山車には引き山車、担ぎ山車がある。
 

  烏帽子白丁姿で宮出し

祭事に慣れている氏子役員たち。09.04.29. 気合い込める青年氏子たち。09.04.29.
宮出しの準備の氏子役員たち まるで神の子の様に光浴びる宮出しの氏子精鋭たち


宮出しの烏帽子白丁姿の担ぎ手達は、氏子一番組から八番組そして坂北組と本町組から各6名が選ばれた精鋭達。 宮出しは参道狭く神社脇のお仮屋までは二天棒で担ぐ。 警護係りは神事の支障なきようにと宮神輿の周辺を固めます。

  宮神輿の渡御

宮神輿が四天棒で街道に顔をだす。09.04.29. 担ぎ手一番手は二番組氏子。09.04.29. 渡御は隊列整えて。09.04.29.
四天棒に組み変え青梅街道に まずは二番組か担ぎ手 渡御行列は御太鼓が先導する

お先祓いの太鼓を前に、大神輿を氏子や小川睦会会員を始め近隣の応援の方が担って、 早朝から1日かけて延々14kmに及ぶ氏子区域を練り歩き、一部は台車に乗せての引き回しで、 氏子各組の「お仮屋」ごとに神事が執り行われる。

先払い御太鼓は鎮座320年記念の昭和55年で奉納されたもので、 宮神輿は平成12年に、御鎮座340年を記念して奉納された神輿です。


平成22年は記念すべき鎮座350年祭。見栄え良い旧本社宮神輿は渡御するのだろうか。
 

小平神明宮宮司の呟き。   「わっしょいとセイヤせいや」
神輿を揺する「神輿振り」は神様の御霊と自分の魂を共に一心不乱に振り動かすことで 神様が担いでいる人々に乗り移られ、神人一体の心境となる「タマ振り」の行いです。
ですから掛け声も元来は「ワッショイ=和一諸」なのですが、今日の交通事情から、 足並み揃え縦横の揺れを少なくして前へ前へと進まねばならず、掛声も「急げ急げ」の 「セイヤセイヤ」に変わった。残念です!神様が楽しみにしてるのに。
  神輿も混雑する青梅街道を急げ急げです。09.04.29.
セイヤせいやは足が速く追い付けぬ


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