歴史の浪漫街道  お江戸の神輿 一番早い夏祭りの下谷神社の宮神輿は大鳳凰を載せた下町屈指の千貫神輿
伝承と伝統の民族文化遺産


祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿


    下谷神社 平成22年5月 (隔年)

神輿データ:祭神: 大年神・日本武尊 台座:4尺1寸(124) 建造年度:大正15年
  製作者:行徳・後藤直光  特記: 大鳳凰を載せた急勾配の延軒屋根と勾欄造りの大神輿。
 

上野広小路口から躍り出て激しい神輿揉み。'10.05.09.
上野広小路口から千貫神輿が躍り出て熱気と興奮の担ぎ

下谷神社境内。'10.05.09. 手水屋前の大看板。'10.05.09. 夕暮れの中で祭り提灯が揺れる。'10.05.09.   下谷神社例大祭。 '10.05.09.(日曜)
 宮出し6:45〜
   宮入18:30.
台東区東上野3-29
下谷神社への参拝者は途切れぬ 下谷神社POP 夕暮れの下町に揺れる提灯

下町で一番早い夏祭りとされている「下谷神社大祭」は、千年以上の歴史を持ち、 本社神輿の渡御がある「本祭り」と町会神輿の渡御だけの「陰祭り」が隔年に執り行われる。 今年は「本祭り」に当り5月7日(金)からの日程で盛大に執り行われ、 9日の日曜日には千貫神輿と呼ばる本社神輿が、氏子29ケ町の若衆延べ7千人によって担がれ、 氏子区域を練り歩く。本年は下谷神社御鎮座1280年 奉祝行事として、8日(土)に町会神輿の連合渡御を行う。 下町の為露天商の数も多く、期間中は約140店が出店し祭りを盛り上げている。 (神社説明文より)

春日通り御徒町駅前。'10.05.09. 棒取りに担ぎ手虎視眈眈。'10.05.09. 興奮で殺気立つ担ぎ手。'10.05.09.
山手線御徒町駅前に担ぎ手集結 取締りの制止も興奮の坩堝 熱気と興奮で殺気立つ担ぎ手

上野広小路口に先頭着く。'10.05.09. ガード下商店街で再度担ぎだす。'10.05.09. 上野広小路に躍り出る千貫神輿。'10.05.09.
上野広小路口に先頭の社旗が よいと担ぎから再度気合の肩入れ 上野広小路口から躍り出る

春日通り御徒町駅前の上野御徒町中央通り引き受け場所は、 担ぎ棒取りの大バトルです。指揮取締役の再三の制止も大苦戦。 御徒町ガード下商店街は一斉にシャッター下ろし神輿が通り過ぎるまで店頭防御。 宮神輿は途中からはよいと担ぎ、上野広小路口から再度肩を入れ担ぎ出しです。
千貫神輿の渡御列は、先導役ー猿田彦ー大太鼓ー社号旗ー神職ー御幣ー大祭委員ー神輿委員ー五番組ー 拍子木ー本社神輿ー鳶頭ー宮司ー神職ー世話人。白馬に跨る女官神職の艶姿が見事。
 

激しい神輿振りで大きく左右に振れる。'10.05.09.
千貫神輿が左右に大きく振れながらも上野広小路を前進する

警護班必死の舵取り。'10.05.09.
宮神輿警護取締りの必死の舵取りと担ぎ手達の雄叫び

宮入道中で29ケ町の高張り提灯が出迎え。'10.05.09. 第二鳥居への最終宮入へ。'10.05.09.
29ケ町の高張り提灯が宮神輿を出迎え 夕暮れ渡御終えた千貫神輿が第二鳥居に向けての宮入へ

下谷神社は今年が本祭りにあたり、7日(金)〜9日(日)の日程で行われ、 特に今年は下谷神社御鎮座1280年の奉祝行事として8日の土曜日の19時から20時には、 神社前浅草通りで町会神輿の連合渡御が行われた。   氏子町会を巡行の宮元。'10.05.09. 町会神輿の車坂。'10.05.09.
町会神輿の宮元 町会神輿の車坂

額は東郷元帥の筆。'10.05.09. 寄席発祥の地の石碑。'10.05.09.   昭和8年(1933)に南北稲荷町有志の寄進により建てられた朱塗りの一の鳥居の「下谷神社」の額は東郷元帥の筆。 寛永10年(1798)に江戸で初めて寄席が行われた地とされており、 初代三笑亭可楽が、仲間3人と下谷柳の稲荷社(現在の下谷神社) の境内に寄席の看板をあげたのが江戸のはなし家による開席の第1号だったと言われ境内に「寄席発祥の地」の石碑がある。 隣に子規の「寄席はねて上野の鐘の夜長哉」の句碑が建っている。


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