歴史の浪漫街道   お江戸の神輿 武蔵御嶽神社は古くから霊山と崇められた信仰の山で山伏たちの入峰の儀式がその発祥とされた日の出祭
伝承と伝統の民族文化遺産

祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿


    武蔵御嶽神社 日の出祭  平成28年5月(毎年)

神輿データ:  祭神: 櫛眞智命 旧本社神輿(元禄神輿) 台座:四尺(120) 建造年度:元禄13年 (1701) 製作者: 不明
 徳川綱吉が奉納の吹返しない黒屋根の古神輿です。  現在日の出祭で渡御する平成神輿は 平成17年建造 三尺(90cm)

武蔵御嶽神社 日の出祭'16.05.08.
烏帽子白丁装束の担ぎ手達に担がれて平成宮神輿が境内の永正八年(1511年)建立の旧本殿前を静々と三回周回する

御岳平から麓を'16.05.08. 神明造本殿'16.05.08.   武蔵御嶽神社 日の出祭
'16.05.08.(日曜) 御岳平 9時半〜本殿 12時
  御岳平から10時に参道を渡御して御師集落
  を通り大鳥居から隋身門そして急石段を登り
  本社境内を三周する。
大祭中はJR御嶽駅から通常30分毎のバスに臨時増便があるが、ケーブル下の滝本駅からのケーブルカーは通常の15分毎の発着です。
東京都青梅市御岳山176番地。
御岳平から麓を望む 凛として建つ明治11年建造の神明造本殿

秩父多摩甲斐国立公園の表玄関にそびえる御岳山は標高929m、古くから霊山と崇められた信仰の山です。 第十代の崇神天皇の7年(紀元前91年)の創建とされ、天平8年(736年)に行基が蔵王権現を勧請したといわれる。
厳粛に行われる「日の出祭」は、 山伏たちの入峰の儀式がその発祥とされ、かつて旧暦2月8日(事始め)の日の出とともに行われたことが、祭りの名の由来です。

参道降りてくる宮神輿'16.05.08. 御岳平での式典'16.05.08.
標高831mの御岳平での日之出祭に本殿から参道通り担ぎ込み 武蔵御嶽神社の日之出祭が御岳平で厳粛に執り行われる

武蔵御嶽神社の日之出祭'16.05.08.
御旅所である御岳平で宮司の祝詞奏上が爽やかに響く武蔵御嶽神社の日之出祭

平成宮神輿の渡御'16.05.08.
参道鳥居から烏帽子白丁装束の担ぎ手達が平成宮神輿を担ぎ武蔵御嶽神社まで約一キロを渡御

手水舎からの石段'16.05.08.
一キロの参道渡御に続いて御嶽集落入口の手水舎から拝殿までの急石段へ前進しだす平成神輿

御嶽集落入口からの石段'16.05.08.
御嶽集落入口の大鳥居下から急石段を担ぎ手達が喘ぎながら隋身門を目指し登ってくる

拝殿前の急石段'16.05.08.
社務所前から参道最後の拝殿前の急石段を担ぎ手達がじわりジワリと登ってくる

武蔵御嶽神社の石段は、御嶽集落のお土産店入口の手水舎から始まる石段で、 大鳥居を潜り隋身門そして社務所前から拝殿前までの急石段は約300段です。

天狗と雅楽が境内を周回'16.05.08. 鎧武者が警護して'16.05.08.
天狗に続き武蔵御嶽神社の雅楽が境内を周回 宮神輿の前後を鎧武者が警護して周回です

旧本殿前を三周'16.05.08.
拝殿前から本殿裏側そして旧本殿前へと武蔵御嶽神社境内を三回周ります

烏帽子白丁装束の担ぎ手達'16.05.08.
烏帽子白丁装束の担ぎ手達は静々と神輿揉みなどはせずに武蔵御嶽神社境内を三周です

狛犬の日本狼'16.05.08. お札のおいぬ様'16.05.08.   御岳山の標高929mの頂上に建つ武蔵御嶽神社の狛犬は、 日本武尊の御眷属である大口真神で通称 (おいぬ様)盗難除や厄除などで多くの人々の崇敬を集めている。
狛犬のおいぬ様は実は日本狼です。
右は武蔵御嶽神社のお札のおいぬ様。

徳川綱吉公奉納の神輿が新しく複製された平成17年の平成神輿は台輪が三尺(約90cm)の複製神輿を中心に、 神職・白丁・鎧武者・氏子・参列者の大行列が御岳平から御師集落を通り、古式豊かな鎧武者達が参道一キロを 約300段の石段を神輿とともに登ります。大変勇壮で盛大な祭りでした。  


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