歴史の
浪漫街道
お江戸の神輿 下町の情熱で伝統を引継ぎ迫力満点の千貫神輿。担ぎ手も熱気の渦。
伝承と伝統の民族文化遺産
祭りだ!神輿だ! お江戸の神輿
鳥越神社 千貫神輿
平成18年6月 (毎年)
鳥越神社。当時は小高く見晴らしの良い白鳥山の山頂(現在地)に 白鳥明神として奉祀される。その時が白雉2年(651)と謂われて古の歴史を持つ神社です。 鳥越に社名変更は永承年間(1046〜1053)時代です。
神輿渡御は6月11日(日曜)東京都台東区鳥越2丁目。
千貫神輿の鳥越本社神輿。約4トンの大神輿で関東三大神輿の1つです。 瓔珞の見事さと独特の飾紐の取り付けと大鈴そしてこの重量感、安定感はさすがです。 関東大震災に焼失したが原型通りに昭和3年に復活する。
さあ方向転換されど重たく簡単ではない
先導役達が進路定めようと必死の舵取り
電柱や壁をも大神輿が押しのけ進入
受渡し場所の春日通りで本社神輿を受け継いだ担ぎ手「三筋南氏子」 は間髪いれず氏子町内渡御のために大通りから路地に進行しようとするが 千貫神輿のために先導役の舵取りは必死で担ぎ手は熱気上昇。
氏子町内お神酒所での千貫神輿のさし上げ。 総指揮者の号令のもと担ぎ手の気合を入れて息の合ったさし上げでなければ大神輿を落とし圧死する危険な行為なのです。 傾いているが一発で成功です。担ぎ手は「三桂氏子」
途切れなく見事な魂振りで渡御です
前後左右の介添え役達は皆大男です
虎視眈々と交代を窺がう控え担ぎ手達
本社神輿の氏子町内の渡御です。担ぎ手達の「わっせわっせ」の掛け声と 途切れることの無い魂振りで瓔珞と鈴がシャンシャンと鳴り続く。 大神輿が担がれて魂振りでの躍動感と氏子達のこの熱気に圧倒されます。 迫力満点。これぞ祭りだ!神輿だ!です。担ぎ手は「栄久氏子」
鳥越神社 町内神輿
宮元はさすが町内神輿の代表格です
ご挨拶のため宮入りして拝殿前に進む
最後の力を振り絞り境内参道から町内へ
「町内神輿 宮元」 大神輿を渡御させる神社には大神輿の保管維持管理から渡御の運行管理 そして氏子総代として総ての祭事に参列する、宮司や神職を補佐する氏子宮元があります。 別格の町内神輿宮元は巡行の途中に宮入して拝殿に例祭の挨拶と宮司の御払いを受けるのです。 さすが所作振る舞いが素晴らしい担ぎ手の「宮元氏子」です。
「町内神輿 三桂」
宮元神輿に劣りません 担ぎ手の気が合った魂振りも途切れなく巡行しています。
「町内神輿 三筋南」
この神輿も見応えある神輿です。 氏子の半纏も鮮やかです。
「町内神輿 三筋北」
町内神輿と言えども決してその辺の中小の宮神輿に負けてはいません。
「町内神輿 柳二」
本社神輿と同じ形態の神輿で差異の識別がつかない。 飾紐までがまるで千貫神輿そっくりです。
「町内神輿 栄久」
「町内神輿 小島二東」
「町内神輿 安倍川」
「町内神輿 西三筋」
「町内神輿 東三筋」
「町内神輿 菊屋橋」
鳥越神社の各氏子町内神輿は本社神輿の千貫神輿の誇りを誇示するかの様に 各基とも大型で風格があります。
H21年鳥越渡御
H21年宮入道中
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