社伝によれば、景行天皇41年(西暦111)5月5日、武蔵国の護り神として大国魂神を祀ったのが始まりとされる。
大化の改新以後、この地に武蔵国の国府が置かれて以来、国司が祭祀を執り行っていたが、
平安時代に各諸神を合祀する「総社」と呼ばれるものが置かれ、武蔵国では、大國魂神社がその総社となり、
末期には著名な六か所の神社を合祀して「武蔵六所宮」と呼ばれるようになる。
武士の世の中になっても広く武将たちの信仰を集め、
徳川家康が関が原の戦いや、大坂の陣の戦勝祈願成就の御礼として馬場を献上し、本殿や拝殿、楼門を修築している。
明治4年(1871)に武蔵総社大國魂神社と改称。 |
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