唐破風や千鳥破風の銭湯たちは何時も我々の身や心に癒しを与えてくれます。
関東も町屋造りが一般的な銭湯であったが、
宮造りにしたのは銭湯経営者が新潟・富山・石川・などから出て来て開業した人が多く、
商売が軌道に乗って成功した象徴だったと言われている。
関東に急速に広まったのは、
関東大震災(1923)以降に宮大工の棟梁が墨田区で唐破風の宮造りの豪華な
銭湯を建て評判となり、他の銭湯も真似たのです。宮造り銭湯は関東以外ではあまり見られない。
都内の銭湯は昭和12年(1937)2900軒でしたが平成15年に1300軒、平成20年には900件と減少し続けています。
憩いの場の銭湯、是非とも存続の応援をしよう。 |