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阿吽 (あうん) =狛犬 (こまいぬ)の項参照。
阿吽(狛犬)もとは高麗犬といい獅子と一対であったが、あわせて狛犬と総称するようになりました。
大陸より伝来したもので、いかつい形相で邪気を祓う意があります。
宮殿入口などの鎮子として古典などにもしばしば登場します。「阿吽(あうん)」の姿になっており、
左右の狛犬には多少の違いがあります。
片方が口を開け片方が口を閉じるなど様式は様々です。 「阿吽(あうん)の呼吸」
阿吽: 梵音のアとフームの音写。
阿は口を開いてだす最初の音。吽は口を閉じて出す最後の音。
密教(7世紀後半インドで成立した仏教の流派のひとつ)では阿は万物の
原因(理) 吽は万物の結果(智)とする。
寺の門や神社にある仁王や獅子、狛犬などは阿吽を表す。 |